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0373:(WoWatch英語編005)英語教師が三谷幸喜に見えてきた

 WoWatch英語編も6月の004を最後にしばらく途絶えていた。それもその筈、7月頭に司法書士試験お試し受験をして以来(それまでは?)、真面目にそっちの勉強をするようになって(ねえ、それまでは?)、小説『やくみん! お役所民族誌』の連載も始めたものだから、余力がなくなり英語学習は止まっていたのだ。

 私は英語は超がつくほど苦手だ。元々は高校をドロップアウトした後に数年間の学習ブランクを経て独学で大検から大学に潜り込んだものだから、単語熟語の暗記や文法の体系的学習といった普通の人の基礎トレを避けて通ったのが、ケチの付け始めだ。内地留学で修士課程社会人入試を受けた際は英語はなかったし、後の放送大学博士課程入試は辞書持ち込み可の概要訳だったので乗り切れた(全文訳なら太刀打ちできなかった)。現在の語彙力はおそらく旧帝大受験生より大きく劣る。洋書はkindleなら辞書引きが容易なので平易な読み物なら一応読めるが、学術論文になると「辞書をなるべく引かず推測しながら読み進める」スタイル自体が苦痛だ(引き始めたら時間がかかって仕方がない)。

 でも、英語、できるようになりたい。まずはリーディング、次にヒアリング。アウトプットは二の次でいい。面白い本をたくさん読みたい。いい洋画を原語で愉しみたい。そう思いながら数十年。老いたよ。老眼だよ。読書集中力衰えたよ。

 そんな風に英語コンプレクスびしばしなので、ちまっちまっとでも英語に触れたいと思い、放送大学の番組表で見つけた『英語で読む大統領演説』第1回を録画して観た。

 講師・宮本陽一郎先生がピンで解説するスタイル。なんかピシッとしたスーツ着て真面目くさった顔つきで淡々とした喋りが始まったので(そのまま最後まで続く)、ああこれはスクウェアなつまらない内容かも、と思った。……が、あれ、なんだ、これ、面白いぞ? なんかワクワクするぞ? 何この魅力? 「英語は手段であって、英語を通して何かを愉しむつもりで学習してほしい」うん、それですそれ、私が望んでるのは。

 そのうち宮本先生が三谷幸喜に見えてきた。真面目に、淡々と、しかし興味深い内容を話す。そのスタイルと、この風貌。いつギャグが出るかと待ち構えていたが、最後まで出なかった(当たり前だ)。

 探したら公式でyoutube科目紹介があった。

 ねえ、三谷幸喜に見えて来ない? 内容も面白いよね?

 ともあれテキストを買うことにした。講座も続けて観よう。

--------(以下noteの平常日記要素)

■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積109h50m/合格目安3,000時間まであと2,890時間】
家業デーがたて込んでいたので、予想どおり(努力はしたんだが)ノー勉強デー。

■本日摂取したオタク成分(オタキングログ)
『ウマ娘プリティダービー BNWの誓い』全3話、駅伝というちょっと変わった趣向のOVAシリーズだけど、手堅くまとまってる。『英語で読む大統領演説』第1回、上記のとおり。

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