1053:ドキュメント72時間「資格試験の予備校 私の進む道」
朝方たまたまテレビを点けていたら、NHKドキュメント72時間「資格試験の予備校 私の進む道」をやっていた。冒頭で司法書士試験を目指す人がいたので、夜に実家の全録から視聴した。
舞台は大阪梅田の東京リーガルマインド(LEC)。じつは以前仕事で資格試験講座を担当した際に委託先がLECさんで、担当講師の方とは数年間のお付き合いがあった。
私はそれまで大学受験も公務員試験もこの講座で扱う資格も全て独学でこなしてきたから、いわゆる資格予備校の講義スタイルに触れたのはこの時が初めてだった。出題分野の最新知識を体系的にまとめたテキスト群、過去問集、問題集。これを元に予習復習を前提として毎回四時間近く集中して講義を行う。まさに受験のために必要なものを詰め込んだ講座だった。その講師さん自身は法科大学院卒で多数の国家資格を保有していておられた。今回校内に講師陣のポスター?がずらりと並んでいたので目を皿にしたけれど、残念ながらその方は見あたらず。
講座の雰囲気は、まさに以前資格試験講座をやってもらった時と同じイメージ。印刷教材の表紙のデザインも(資格試験は別なのだけれど)同じで懐かしい。そしてこの番組らしく、この学校に集まる老若男女様々な人生を映し出す。みんなそれぞれの思いをもって頑張って勉強してるんだなあ。30分間と手軽なドキュメンタリーだけど、観入ったよ。
私は今は伊藤塾の通信講座で学習をしている。教室ではないから、仲間はいない。講師と親しく話すこともない。地元に教室があれば通う選択肢は十分にあったけれど、田舎町だもの。でもテキストや講義動画のクオリティには満足している。ただ現時点では、例えば「二年で資格を取るぞ!」というような強力なモチベーションは、ない。公務員を辞めた時の司法書士試験にかける意気込みみたいなものは消沈している(なので初期の記事を見られるのは恥ずかしいのよ)。でもね、いいんだ。今回の番組を見て思った。「同じように頑張らなきゃ」ではなくて、「いろいろな人がいて、それぞれのやり方でいいんだ」と。公務員時代の1/6になった家業収入だけでどこまで保つのか、というシビアな話はあるけれど、焦って追われて空回り、というのが最初の二年余りだったからね。焦らず気負わずゆっくりとギアを噛み合わせてトルクを効かせるやり方でいこう。
--------以下noteの平常日記要素
■前回以降の小説進捗
【やくみん第2話現在2,526字】
1,920字から606字進んで2,526字。組織の難しさについて、心覚えのある三人のおっさんが笑う。
■前回以降の法律学習ラーニングログ
【学習時間0h14m/リセット後累積85h26m/リセット前累積330h42m】
日本国憲法史のテキスト読みと演習。別に一日一章としているのではなく、ノー勉強デーにするよりはちょっとだけでもやっとこうという結果。本当は毎日二時間ずつくらいはやらなきゃね。
■前回以降摂取したオタク成分
上記のドキュメント72時間のみ。
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