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見た目だけ凝ったデザインの商品が嫌いだ。
気取った色や形で見た目は美しくても、使う人のことを考えていない、使い勝手の悪いデザインの商品は意外に多い。

「作り手は一度でもこの商品を使ってみたのか」と疑問に思うぐらいお粗末な機能デザインのものに、時々出くわすことがある。

めちゃくちゃ押しにくいところにスイッチが付いているものとか、手入れのことなど全く考えていない洗いにくい形状のものとか。

そういった商品をうっかり買ってしまわないよう、日頃買い物の時は、非常に時間をかけてしまう。

それが結構な労力なのだが、1つだけ、時間をかけて調べなくても安心して購入できる雑貨ブランドがある。柳宗理のキッチン用品だ。

ざるやボールやおたまなど、昔、友達に薦められ、使うようになった。
どれも美しくて使いやすく、使うたびに「綺麗だなー使いやすいなー」と思いながら、日々愛用しているのだが、去年は、初めて鍋を1つ購入した。

使っていた鍋が古くなって、急遽ネットで注文したものだったが、形が美しいのはもちろん、取っ手の持ちやすさ、本体の料理のしやすさ、機能的な蓋の形状、どれをとっても素晴らしく、使っていて惚れ惚れしてしまった。

生活を美しく彩り、毎日を楽しくしてくれる「柳宗理ブランド」。
素晴らしいデザインを遺してくれた柳宗理さんに感謝したい。
(ブランドの回し者ではありません 笑)


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