#48 ホルンのレバーは短いので改善しましょう！

わたくし、ホルンを2台持っていますが、どちらにもレバーにコインが付いています。

1台目は大学オケ時代に買ったホルン。
これに出会ったきっかけは改めて書くとして、このホルンを中古で買った時に、既にレバーにコインが付いていました。そのままずっと吹いております。

2台目は、ハイドンとかモーツァルトを吹くためのホルン。アレキサンダー107というデスカントホルンですね。
これも中古なのですが、こちらのレバーは何も付いておらず、普通のままでした。

フィンガリングを試していたらちょっとイマイチで、普通に指は届くのですが、たまにレバーを押そうとしてもスカる時があって、これはもう1台と同じように、コインをつけた方がいいなと思ったのです。

ホルンって、ある程度管が太くなったところを含めて左手で握る形状になっているので、他の金管楽器よりもレバーを押す手の自由度は低いんじゃないかと思っています。

さらに、欧米の楽器は日本人の標準より手が大きい前提で作られているので、なかなか手が届かないんですよね。
わたくしはそんなに手が小さい方じゃないと思いますが、それでも違和感はあります。女性の方は大変だと思います。

というわけで、2台目の楽器を買った時に、レバーへのコイン付けを楽器屋さんにお願いしました。

付けたばかりの写真が、この投稿の見出しでアップした写真です。
コインは、以前旅行で行ったことのあるカナダコインですね。付けた当初はキラキラでしたが、今はくすんで落ち着いた色になってます。たまには磨いてキレイにしてみようかな♪

レバーにコインを付けてわかるのは、「やっぱりレバーって遠かった！」ってことです。
コインの分、少しだけですがレバーが伸びる効果があり、それがフィンガリングにとても良い影響を及ぼします。この安心感がデカい。

自分で選んでコインを付けたという満足感もあり、フィンガリングも良くなり、ぜひ皆さんにおススメしたいものの一つです。

最後にお決まりの文章ではございますが、
楽器への改造はくれぐれも自己責任でお願いいたします。