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Pokémon UNITE Winter Tournament FINAL 2023 観戦ガイド

こんにちは、水上です。最近はパルデアとエオスを往復する生活を送っています。
最近のポケモンユナイトと言えばもっぱら「アジアリーグ」が注目を集めていると思いますが、明日2/4日の土曜日にはポケモンユナイト公式大会「Pokémon UNITE Winter Tournament 2023 FINAL」が行われます。12:45分かららしい。

「Pokémon UNITE Winter Tournament(以下WT)」は、昨年11月に2回、12月に2回の計4回行われた大会です。
今回行われる「Pokémon UNITE Winter Tournament 2023 FINAL(以下FINAL)」はその4回でそれぞれ優勝・準優勝の座に輝いた8チームが招待される「Winter Tournament一番強いヤツ決定戦」です。オフラインという事もあり都合つかず不参加になったチームがいる場合は同じWT内の成績優秀なチームが繰り上がりで呼ばれているっぽいですね。ルールは多分ドラフトじゃなくて過去WTと同じ形かと思われます。

WT自体はもう2ヶ月以上前に行われているので、実際どういうチームがどういう構成や戦略で勝利したか等、記憶が薄れている方々も多いと思います。僕もそうです。なのでこの記事で当時のWTを勝ち抜いたチームのメンバーや構成等を纏めてみようと思います。何かしら観戦を楽しむ一助になれば幸いです。是非明日も盛り上がって頂けると嬉しい。

とはいえ僕も細かいメンバー変更などがあるか無いかとかは把握しきれていないので、あくまで「当時のWTでのメンバーや構成を振り返る」といった感じにしようと思います。メンバーを変更する事が解っているチームはそれも記します。

大きな大会前はお決まりとなってきた観戦ガイドですが、何卒お付き合いよろしくお願い致します。

チーム紹介

紹介順は公式から発表されているトーナメントの順番でやります。参考↓

・Violet

하나_花香ん/퍼밍/RENAMED/shiel/少女Y./코미_ こみ
第一回大会優勝チーム。構成はギルガルド/ミュウ/ゾロアーク/アマージョ/バリヤードがメインで変更無しでしたね。
選手みんな勿論上手いし、バリヤードが固いとはいえディフェンスタイプ抜きで安定して勝ち進むのが凄かったりと話す事多いチームですが、恐らく試合を見た人達はとにかくRENAMED選手のゾロアークが印象に残っているのでは無いでしょうか。
全然注目されていなかっただましうちを使用したゾロアークで「ほげほげ探検隊」や「Unite Lamp」を下しての優勝。めちゃ盛り上がりましたね。
他には現在行われいる「アジアリーグ」にてチーム「Eternity」で活躍中の花香ん選手もおり、攻撃的な構成と個人技の高さが非常にマッチしたチームでした。
メンバーの少女Y選手がTwitterにて「メンバーめっちゃ変わったけど頑張ります」と仰っていたので、FINAlではまた新しい「Violet」が見れるんじゃないかと期待しています。

・ほげほげ探検隊

大沼三太郎/シゲル/もぎのて/ゆうたまご/東京2022/あさあさ
繰り上がり参戦のチーム。ではありますが、第1回・第2回と2連続でベスト4まで勝ち進んできており、実力はじゅうぶんなチームです。
使用構成はルカリオ/ドードリオ/ミュウ/ギルガルド/バリヤードで、どちらの大会でも概ねこの構成を使用していたと思います。↑で紹介した「Violet」もそうですが、機動力に優れたポケモン達がこの大会は多かったですね。
FINALでの最初の見所がやはり「Violet」とのリベンジマッチでしょうか。第1回の準決勝では0-2で敗れる形となりましたが、当時とは個人のスキルもポケモンの性能も違うので、どう研究してきたかに注目。
私情100%のお話ですが、リリース当初から活躍していたプレイヤーも多く個人的にはとても試合を楽しみにしているチームです。

・おやすみマクロ

まめ/TON/pyi/ゆめ/あわいぬ/Kakigoya
第2回優勝チーム。こちらはチームメンバーに一部変更があった事をまめ選手のTwitterで確認しているので、FINALでの参加メンバーを記載しています。使用ポケモンはアマージョ/ミュウ/ドードリオ/バリヤードを中心にカビゴン/ギルガルド/ハピナス等様々なポケモンを使用していました。
このチームはかなり優勝候補として注目しているチームも多いのでは無いでしょうか。2022年のWCSシーズンにて活躍していた「銀河団」のTON選手「たきしまグロウパンチ」のまめ選手「らんたろぶい海賊団」のpyi選手やゆめにゃん選手等、強豪チームの強い選手を集めた一種のドリームチームみたいな印象があります。
第2回大会では現在アジアリーグで活躍中の「TeamMYS」相手に2-0で完勝。勝ち方としてもレックウザを取られて尚100点差以上がつく盤石っぷりでした。全チーム頑張ってほしいのは大前提ですが、「おやすみマクロ vs Hi5」がもし実現するならめっちゃ見たいですね…!

・カビゴン全一

頑張ろうww/あさあさ/Kenihi/神速三段突き/樺ゆ
繰り上がり参加のチーム。第3回大会にてベスト4まで上り詰めたチームです。メンバーはWT時が↑の5人で、今回助っ人として「PPS_つばさ」選手が加わる模様です。誰と交代かは解りません。あさあさ選手が↑で紹介した「ほげほげ探検隊」と被っていますが、「ほげほげ」ではリザーブメンバーだったのであさあさ選手はこっちで出るのかな、と予想しています。
当時大会配信で見られた構成はファイアロー/マフォクシー/カビゴン/グレイシア/バリヤードでした。マフォクシーやグレイシアは今でこそ「アジアリーグ」等で良く見るポケモンですが、当時の大会構成としては全体的に珍しい寄りの構成だった印象。
「棒ゆ」選手がチーム名にもあるカビゴン全一その人なので恐らくカビゴンは構成に入って来るのかなと思います。神速三段突き選手のマフォクシーもこのWT時点で鬼の様に上手かったですね。参加チーム全体に言える事ですがかなり個人技量の高いチームだと思っているので、おやすみマクロとの初戦とても楽しみにしています。
余談ですがあさあさ/kenihi/神速三段突き/棒ゆ/PPS_つばさの5選手は1年前のWinterFINALでも「自称アブソル全一軍団」として出場していました。ある程度時間が経っても同じ5名で出場するパターンって中々無いと思うので勝手にエモさを感じています。

・Hi5

Hi5・BKZ/Hi5・Ruvis/Hi5・成弟/Hi5・ZzzRay/Hi5・ikura/Hi5・WøRm
「アジアリーグ」にて現在最高勝率(負け無し)で大暴れ中のチーム。第3回大会にて優勝をしています。構成の幅も広く、ストライク/ミュウ/カビゴン/ウーラオス/アマージョ/ヤミラミから選択するスタンダードな構成や、アローラキュウコン/ワタシラガ/カイリュー/カビゴン/ウーラオスといったものも見れました。
アジアリーグでは、1人1人の技量もさる事ながら「ポケモンユナイト」に関するIQが非常に高く、相手の構成や状況に応じて非常に高いレベルで対応する動きが見れています。特に中央ルートを担当する事の多い成弟選手とウーラオスを使わせたら敵無しと言うくらいの印象を持たせるBKZ選手の動きは注目するとかなり楽しめるんじゃないかな…と思います。日頃ドラフトルールで戦っているだけあって使用できるポケモンの幅も広いと思いますし、構成段階からかなり予想できないチーム。
とはいえ、アジアリーグでの躍進はひとえにドラフトピックルールを上手く利用出来ている面もあるかとは思いますので、今回ドラフトじゃないルールでどうなるかはとても楽しみですね。

・TeamMYS

RNSヤYeMu/RNSヤYang/RNSヤRéßöñgs/MYSヤFroggy/
NightmewFoxy/RNSヤShenqq
第2回準優勝チーム。構成としてはアマージョ/ミュウ/ドードリオ/ギルガルド/バリヤードでした。
こちらもHi5と同じく「アジアリーグ」にて活躍中のチーム。メンバーとしてはWCSに出場していた「Renaissance」のメンバーが何人か含まれており、長く競技シーンのトップを走っているプレイヤーが集まっていますね。
アジアリーグでは既にバンギラスやカイリキー、今アツイピクシー等を使っておりこちらも使用ポケモンの幅が広い事が予想されるチーム。
アジアリーグでの「MYS」は現在3勝0敗と非常に調子の良いチームなのですが、印象的なのはその3戦全て初戦を落としています。0-1の状態から2連勝して勝ち、というのを3回繰り返しているのはかなり凄い事で、1戦してからの粘り強さや対策・対応力というのは注目になってくるかなと思います。
1回戦から「Hi5」との海外チーム対決なのもアツイポイント。

・カリスマイケメン軍団

BB_ICE/キィーティ/おれへたすぎ/ストッパー/覚醒の兆し
第4回で準優勝を飾った「キィーティさんチーム」が名前を変えた姿という情報を手にしたので、その前提で書いていきます。
このチームで何より印象強いのは使用構成の多さでしょうか。結構WTでは基本の数匹を固定して1.2匹を変えて…みたいなパターンが多かったのですが、このチームは決勝戦の3試合だけでも
1戦目 バンギラス/ハピナス/ピクシー/ヨクバリス/バリヤード
2戦目 イワパレス/マリルリ/ルカリオ/ヤミラミ/ファイアロー
3戦目 カイリキー/ワタシラガ/ルカリオ/アローラキュウコン/アブソル

と頭のてっぺんからつま先までガラッと構成を変えてきたのが特徴的でした。基本的に1戦してから対策の方針を立てれるBo3ルールにおいては、イチから構成を変えられるだけで相手視点めちゃくちゃやっかいなイメージがあります。こういう事が出来るだけでも大会ではかなり強いと思うし、視聴目線でも華がありますよね。
今は環境も違いますし、全く同じ構成が来る可能性は薄いかなと思います。どんなポケモン達が選ばれるかはシンプルに楽しみ。

・Unite Lamp

どらぴん/芥川やま/岡本真琴/戌神れん/shizüku/赤猫03
第1回準優勝のチーム。使用構成はアマージョ/ギルガルド/ドードリオ/ミュウ/バリヤードでした。
準優勝と言いつつ決勝の「Violet」との試合はかなり競った末の1-2。2戦目は終始レベル・得点面で有利状況を保ったまま勝ち切り、3戦目も残り3分程までリード展開を作りととても安定した試合運びを見せていました(3戦目はそれをひっくり返したVioletが凄いという話でもあります)
選手のTwitterを少し拝見させて頂いたのですが、去年のWCS日本代表チームS2(Secret Ship)とスクリムで練習をしているといったお話が見れたので、どう進化を遂げているか楽しみです。
特に個人的な印象ですが、当時のWTはスピード型のポケモンが非常に強力な環境で、そんな中でも有利状況では無理せず見合ったり纏まって集団戦を仕掛けたりととても丁寧な戦い方をするチームだったと思っています。今の環境は当時よりもスピード型のポケモンが落ち着いており集団戦らしい集団戦も起こりやすくなっていると感じるので、その環境でどんな戦いをするのか注目しています。
全然関係ないけどチームロゴでLampのaが電球マークになってるの可愛い。

終わりに

以上となります。ここまでご覧頂きありがとうございました。
今回は僕自身実況を担当しない事もあり、ちょっとこれまでよりふわっとした感じの紹介になってしまった自覚がありますが、何かしら明日を楽しむ一助となれば幸いです。

WinterTournamentは数か月に渡って行われている事もあり、同じ優勝でもその時々で環境や流行りにも変化があります。
だからこそ、それぞれの環境で結果を残したチームを集めて「誰が一番強いか決めようぜ」という場を用意してくれるのにはとても嬉しく思いますし、また視聴する目線でもとてもアツイイベントだなと思っています。

また、今回は事前に応募してくれた方々は現地観戦も可能となっているはず。是非、普段画面を通して見る事の多かった選手の姿や、試合中の雰囲気とかをその身で感じて頂けたら嬉しいです。オフラインでしか得られない栄養は絶対あると思いますので…

大会は2/4日の12:45分から。配信は↓。僕もとても楽しみです。
皆さんも是非推しのチームや選手をTwitterとかで応援しつつ、楽しんでください!



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