見出し画像

エセ論者にはなりたくない。

 
 自分はあまりツイッターで政治のことを取り上げない。もちろん、無関心でいるわけでは全くないし、興味を持って動向を見ている。

 ツイッターには、時々政府や与野党問わず、現状に対し批判的なツイートが流れ、それがリツイートやいいねなど多くの反応を得ている。それ自体を否定するつもりはない。

 しかし、その中には、自分の主義主張を他者へと押しつけようとするものや、批判だけで解決策や方針すら打ち出せないもの、が数多くある。それらの多くは、

「こうやって政治に対して物申してる自分スゴくない?もっと見てよ!」

 というゴミくずのような考えでしかない。こんな奴らが嫌いだ。関わりたくない。見てて悪寒がする。
 そこに左右どちらのスタンスとかそのようなものは関係ない。どちらの立場でもしっかり論点を整理して丁寧に説明する人もいれば、そんなものはなくただ感情だけで語るだけのひともいるのだ。

 念のため、自分のスタンスを宣言しておくと、「穏健な保守派」だと思っている。現在の政権に対しては改善すべき点はあるにせよ特に外交については上手く立ち回ってると思うし、経済も10年前と比べたら決して悪い水準ではないと思う。

 野党……もっと他にやるべきことあるでしょ。
 例えば、今このタイミングで政権を獲得できたとしても、国内の話ばっかりで経済政策・外交政策の方針が全く見えてない。委員会で質問してるのほぼ見ないし。10年前の政権交代のときのひどい有様からの反省が全く見られてないもん。

 「与党がダメ」なのではなく「野党が政権の可能性たる方策を何も持ち合わせていない」んだよ。

 とまぁ、自分のスタンスを述べてきたが、無論これを強要するつもりなどない。

 ただ、教育のサービス現場で政治を教える人間である以上、最低限の知識と教養は持っている(と思っている)し、最近の動向とかもちゃんと把握してる上での発言であることは理解して欲しい。流れに任せて語る人間にはなりたくない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?