2019/08/19

等間隔で光る ひとのかたちをして
大きな入れ物 小さな入れ物 不揃いでいいはずなのに 理由を求められるのは責められてる気がした 二つの信号は風を捉えたり 歩き慣れた道 こういうのわかりやすく目が合うって言うのかな なんだか隠すのもめんどくさくなってきた ほんとに誰でもいいっておもってますか

失うものがない人間と死ぬことを恐れていない人間はタチが悪い どんな幸福も不幸に変えてしまうから まるでなにもかも赦されてるみたいに

夜だけがわたしの居場所 満月を好きな位置におく お酒にもタバコにも手を出さなかったわたしは眼鏡を外した 視界がぼやける ちょうどいいぬるさ 25℃ 迷うこともない とびきり辛いものがたべたい 味覚も忘れるくらいの

血を流さないまま死んでいった人のことまだ生きてると勘違いしてるから わたしは今も死にきれなかったりするのです




#詩 #短文