『silent』の脚本と川口春奈ちゃんが良すぎる

めちゃくちゃ毛色の違うタイトルだけれど。

最近、フジテレビのドラマ『silent』にはまっている。
テレビドラマについて語りたくなるほど熱中するのは、『大豆田とわ子と3人の元夫』以来だと思う。

『silent』のなにが良いかって、注目すべきは脚本だと思うんです(完全に個人的主観)。

徐々に明らかになっていく佐倉くんの過去とか、2人が別れてしまった理由とか、すれ違い方とか、ぜんぶ、登場人物みんなの、それぞれの気持ちが詰まってて、しんどくなっちゃうけれど、感情移入してしまう。

ストーリーを追っていく上で重要な要素に加えて、“耳がきこえない”というテーマを扱うことを大切にしていると感じた(これも完全に個人的主観)。

そして、この脚本の良さを存分に引き出しているのが川口春奈ちゃんのテンポ感だと思うんです。
特に1話序盤の佐倉くんと紬ちゃんが恋人同士になるところとか、もう、観てるこっちがどきまぎしちゃうくらい、きゅんって弾けちゃうくらい、軽やかだけれど甘酸っぱい空気感が画面越しにも伝わってくる。

すき!って言葉が彩りを持って観ている側に伝わってくるって、素晴らしいなあと思った次第です。

まだ2話だけれど、毎週木曜22時には予定をぜったいに入れないぞ(すきなひとに誘われても!)、と決めるくらいには次回がたのしみです。

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