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がんばり続けた結果、がんばりにも限界があると気づけた話。

眠れなくなってしまった。
お腹は空くけど食欲もない。

一括りにすると、仕事が大変だから、なのだが、わたしの場合は少々複雑な気がしている。

ちょっとだけ問題児(特別支援学級に加わるほど一般的なペースで生活が送れないわけではないけれど、ちょっと不安定なところが多い)

だったわたしは、ある程度の自由を手にするようになった高校生で自分の感覚は周りの友達と少し違うのかも...?と思い、

大学生になり自分での選択が増えてからもなんとなく、自分の物事の感じ方は周りの子と違うぞ...?みたいなことには気づいていた。

人よりも細かいことが気になるし、日常生活の中でも気を遣いすぎてたくさん眠らないと元気に活動できないし、お腹が空いたら露骨にイライラするし、ちょっとした選択でも頭が痛くなるくらい考え込んでしまう。

年上との付き合いは慣れっこだったはずなのに、大学の勉強も上位で、サークルもまとめる側だって経験したのに、

なぜかアルバイトだけは苦手だった。


この特性、たぶん病院に行ったら名前もあるんだろうな、と思うくらいの、なんらかの精神疾患と呼ばれるものに類するんだろうな、とも思う。

でも、自分はがんばれば周りのペースに合わせられる、受験や習い事を通してそう自覚していたわたしは、社会人になっても、がんばれば着いていける、認めてもらえると思ってがんばった。


でも、がんばれなかった。

毎晩ひとりになると涙が止まらないし、外での自分と家での自分はまるで違う。

外にいると、誰かと一緒に過ごしていると、大丈夫なふりをする癖がついてしまっているのだと、初めて自覚した。


今夜も眠れないし、食欲もない。
がんばることにも限界があるのだなあと、バランスを崩してやっと気づいた。

弱い自分が情けなく、けれど、今気づけてよかったな、とも思う。

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