「キャメロット最後の守護者」―ヒロイック・ファンタジーの思い出
ゼラズニイのアーサー王物語ロジャー・ゼラズニイの小説「キャメロット最後の守護者」はワクワクがいっぱいに詰まった、文庫本約37頁の短編です。
ロジャー・ゼラズニイといったら神話です。「キャメロット最後の守護者」(以下、本作)はゼラズニイのアーサー王物語と言い切れる逸品です。
ゼラズニイのファンタジーといったらディルヴィシュとか、登場人物つながりで『アヴァロンの銃』(真世界アンバーシリーズ)とか、思い出すことはたくさんあるものの、収拾がつけられなくなるので今回はおいときます。