ぐるぐるまわるは質屋さん『ジャーゲン』【読書感想文】
身も固めて地に足をつけてる質屋さんが、地に足をつけてる人間なら絶対にしないような冒険へと放り出されてしまう小説を読みました。
そんな不思議な作風に寄りそうと感じて、ヘッダー画像を使わせていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
この作品を読みましたジェイムズ・ブランチ・キャベル著, 中野善夫訳, 『ジャーゲン《マニュエル伝》』, 2019, 国書刊行会。原著は1919年刊行。
一言でいうならファンタジー小説なのですが、2019年初版の帯には「こんなのファンタジイ