白馬と盗賊のニューヨーク【読書感想文】
盗賊と馬が出ればヒロイックファンタジー、たとえNYが舞台でも。と、いうのは言いすぎかもですがヘルプリンの『ウィンターズ・テイル』はヒロイックファンタジー(剣と魔法、Sword & Sorcery)好きとして大満足でした。
この作品を読みましたマーク・ヘルプリン 岩原明子訳『ウィンターズ・テイル』上下、早川書房、2014の電子版(ハヤカワ文庫epi)、原書は1983年、同訳者によるハヤカワ文庫FT版は1987年。
本作はニューヨーク(市)を舞台に、19世紀末から約100年に