外套と酒場の小説を読んだ【読書感想文】
「赤いマント」という短編小説が剣と魔法らしくて大満足で、かつフリッツ・ライバーらしさもあって、大大満足だった。
唐突にライバーを出したことへの弁解は後ほどするとして、書誌情報は以下の通り。
エレン・カシュナー(井辻朱美訳)「赤いマント」(『剣の輪舞〈増補版〉』2008、早川書房に収録)
分量約7900字
40文字*18行*11頁
短編ファンタジーの中でも短めなほうだろう。
あらすじ剣の腕はからきしなのに挑発癖のあるアレクと、彼のそんな欠点すら好んでいる剣客リチャード