宝石髑髏: 「リチャード三世」と「盗賊の館」の共通点
その髑髏はどこから?シェイクスピアの「リチャード三世」でクラレンスが夢を語る場面こそ、フリッツ・ライバーの短編小説「盗賊の館」に登場する髑髏オーンファルの発想の源なのではないか?
なにをいまさら。ライバーの経歴(後述)はもちろんのこと、英米のフィクションを読めば八月に真夏日が出るのと同じくらいシェイクスピアにでくわすものだし、髑髏オーンファルについても、きっとファンの交流会とかでは何度も話題になったにちがいない。
「盗賊の館」以外で筆者が偶然に出会えたものだと、タニス・リ