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ねぇ知ってる?#o50-5

昨夜の電話を引き摺りながら僕は仕事にでた。
今日は昔の恋人と会う日。
年下のくせにシッカリとして責任感のある子
二人のときには下手くそに甘えてくる。
その子が大学に入ってからの付き合いで愛おしく愛し合い、激しく求め合った。
卒業と同時に地元を離れ就職。
それと同時にサヨナラをした。

久し振りに実家に帰ってくると、人伝に聞いていたが、まさか連絡があるとは、驚いた。
もちろん、久し振りに食事を共にし色々な話をするのは楽しみだ。
だが何だか気がのらないのは何故だろう?

僕には心当たりが1つだけある。
昨夜の電話後、震えている彼女の声が、妙に色っぽくベッドの中に入ったが、中々
眠りにつくことができず、身体が何かを求めているのがわかった。
眠りと現実の狭間の中、パジャマに手を潜り込ませ遠のいて行く意識の中で僕は果た。
僕は自分の気持と身体に驚きながら眠りについた。

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