マイクを購入しましたの日記
散財シーズンはここまで!(挨拶)
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打鍵狂、日記馬鹿、小説おじさん……として、打鍵をすることこそを人生の中心に置いているような日記をよく書いていますけれども、実際のところ、自分の人生において何が一番「楽しい」のかと言うと、多分音楽なんですね。
もちろん小説を書いたり、打鍵をすることは楽しいんですけれども、同時に苦しみだったり、ある程度の煩わしさがあったりもするんです。なんでしょう、何も考えずに、苦労せずに、辛い思いをせずに続けられるのが「音楽」だとして、「小説」というものは、そういう想いとかと全く別の位置で「突然書かなきゃいけなくなる」ようなものなんですね。もちろん、技術的に「いつだって書ける」ものではあるんですけれども、産みの苦しみ……というほど確かなものではないですが、なんか上手く行かないなーとか、そういうことを考えてしまう。
だから手放しで楽しめて、感じる割合が「苦しさ」より「楽しさ」が上回っている「音楽」は、僕の人生の中では明確な趣味として位置しております。
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そんな「音楽」の中でも、「ピアノ」というか……鍵盤ですかね、これに対するコンプレックスってのがものすごくあって、例えば何でしょう、ピアノが上手い人を見ると、僕はすごく嫉妬心が芽生えるんですね。なんで俺より上手いんだ、ふざけんな、みたいな気持ちになる。でも「ギター」に関しては、「うわあ! この人めちゃくちゃ上手い! 俺も練習しよう!」みたいな気持ちになるというか。だから手放しで楽しめる楽器ってのは「ギター」なんですよ。下手だけど、下手なりにもっと上手くなろう、一生掛けて練習しよう、と思える。そしてその練習が全く苦にならないというか、そういう感じなんですね、僕の楽器観は。
で、僕は歌も唄うんですけれども、「歌」はどうなのかっていうと……これに関しては多分ギターよりも好きで……好きというかもう「歌に関してはもう大丈夫」くらいになっているというか。上手い下手とか関係なく、自分の声質が好きなんですね、僕は。よく「録音した自分の声を聞くと、こんなんじゃないのにって違和感がある」という人がよくいますけれど、小さい頃から自分の声を何らかの方法で録音して聞いていた僕からするとそういう違和感は全くなく……逆に言えば自分に聞こえている声の方が嫌いで、外に出ている声の方が好きなんですね。だから唄うのも好きだし、喋るのも嫌いじゃないし、歌が上手い人とか見ても何とも思わない。嫉妬もしないし、憧れもしない。なんかもう、別物だからな、という感じ。自分の声はある程度信頼しているから、揺らぐことがない。そんな感じです。
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そんなこんなで、機材を爆買いしました。
いや……歌を唄うのが好きだし、DTM(自宅で曲作りすること)をする環境も整いつつあったんですが、どうにもマイクを買っていなかった。なんでマイクを買っていなかったのかと言うと……特に理由はないんですが、なんとなく先延ばしにしていて。買うマイクも決まっていたし、それを繋ぐ先も揃えていたんですが、なんとなく「他にやることあるしなー……」みたいな感じで先延ばしにしていて。
ただ、ここ数日なんとなく気落ちしていて、精神的に疲弊していてだらけていたのもあって、「なんか、買い物でもしてストレス発散しようかな」という気持ちになって楽器屋に行ったんです。神奈川県内にある楽器屋さんなんですけど、そこで働いている店員さんが、僕が地元にいた頃に行っていた楽器屋さんで働いていた人で……まあ縁あってよくそこに顔を出しているんですね。小さい頃から知っている間柄というか。そんなわけで話もしやすいし、多少お願いもしやすくて、とりあえず挨拶がわりに目に付いたギターの試奏をさせていただきながら、「今日はマイクとMIDIキーボードを買いに来ました」と。
買うマイクはもう決まっていて、「BLUEBIRD」という、画像にあるマイク。これ、Amazonでも普通に売ってるんですね。Amazonってやっぱりすごいな。
お値段は29,800円。店舗価格で、税込32,780円でした。
これがどう優れているのか、マイクとしての性能がどうなのか……ということはあんまり関係なくて、見た目が最高に良くないですか。良いですよね。格好良いんですよこのマイクは。
去年末くらいに見た目に一目惚れして、年末に帰省していたタイミングで買おうとしていたんですけれども、なんか……地元で買って持ち帰るのも荷物になるし、マイク単体ならまだしも、ショックマウントっていう、マイクに振動を与えなくするための道具とかも付属しているし、マイクスタンドとかマイクケーブルとかも持って行こうとすると結構な荷物になるし……ということで、なんかやめたんですね、そのタイミングで買うのは。
で、1月からこっち結構波乱の幕開けで……まあ体調不良だったり、仕事が忙しかったり、小説書いたりとかしていて……そもそも僕のMacBookAirが性能的に限界になり始めたというのもあって、なんか、あんまりDTMが活発になれなかったんですよ。その……なんでしょう、DTMやる時、結構な量の音を重ねるんですけれども、ギターを何本も重ねてると動作が重くなったりしてきて、「こりゃーもうダメかもしれん」となってPCを買い換えたんですね。iMac買いましたの回なんですけど。
これでiMacを購入したので、DTMも上向きになってきた感じがあって、それじゃあってんでようやく、マイクの購入に踏み切ったという感じです。
で、昨日買ってすぐ、環境整備の必要もあって色々接続してみて、何個か試し録りしてみたんですが、まーとにかく音が良い。せっかくなので、有名な「今夜はブギーバック」のカバーぽいものをYouTubeのショートに動画を上げてみました。動画というか、実際には音源に合わせてギターの映像を録画して貼り付けただけなんですけれども、こんな感じ。
試し録りなので凝らずに全パート一回録ってそれを重ねただけなんですが、音質のおかげでそれなりに聞けるものになっている感じです。しっかりとクリックを聞いて録っているわけではないので、リズム的にバッチリというわけでもないですが……まあその辺の揺らぎもオーディオ音源の良さではないかと。
内訳的には、ギターのアルペジオっぽい音がLRで1本ずつ録音していて、1フレーズ(ダンスフロア〜ミルク&ハニー)を録ったんですが、もう1フレーズ楽しめそうだったのでコピー&ペースト。2フレーズ目にはギターのバッキング(じゃんじゃか弾くやつ)を重ねて、それをLRに分割して、少しだけタイミングをずらしてダブリングっぽくしています。
ボーカルは、メイン域と1オクターブ上と1オクターブ下の3パート+コーラスの1パートで計4本重ねています。音域的には、メインフレーズがD4からC5までなので、D3からC6まで唄っている感じ。日本的に言えばmid1DからhihiCという感じでしょうか(合ってるのか?)。まあ別に「出る」だけであって高い音低い音が音楽として、歌声として成立しているかというと微妙なんですが、重ね要因としてはオク下オク上があるとなんとなく厚みが増すので、良いんじゃないでしょうか、という感じです。
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まーこれである程度環境は整ったので、ちゃんとDTMに本腰入れたいなという気持ちです。
割とこう……小説もそうですけど、「作って満足」することが多いので、ちゃんと外に出す訓練もしないとな、とは思っているところです。例えばこう……曲作りって、もう「ギター1本と声だけあればいいや」っていうレベルの制作段階で、割と満足してしまうことが多いんですよ。自分で弾きたい気持ちになった時に、ぱぱーっと弾いて、楽しいね、みたいな。でもそれを他者に伝えるためには……特に今の時代、機材を買って、それで録音して、編集して、パッケージングして、最近は音楽だけじゃ楽しくないから動画も貼り付けて、それを見やすいプラットフォームにアップロードして……という手段をとる必要があります。面倒くさいけれど、まあ楽しいは楽しいので、それを頑張って行こうかなと、思っている次第です。
頑張るというか……別に頑張るつもりはないか。楽しんで行こうかなーと、思っています。趣味らしい趣味も読書と映画観るくらいだし、なんやかんやでまだ外出にくいし。
そんな感じの「マイク買いました」日記でした。マイクが買えたので、あれですね、実際の「音声のラジオ」的なものもやれればいいですね。僕はラジオで育った人間なので、ラジオ好きなんですよ。それが面白いかは別ですけど……せっかくいい音質を手に入れたので、いろいろなことにチャレンジして行きたいぜ!
そんな感じの、福岡でした!
さようなら!
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