2024/01/31_介護保険制度の課題から考えたこと

病院薬剤師→医療マーケティング→メディカルコールセンターへ転職しました。

voicyで聞いたことを考えてみました。

今回の放送では、介護制度の問題点・課題を上げていました。

賃金水準が低く人材不足が著しい、利益確保のため集約化、保険制度の見直しが進んでいないとのことでした。

これらを病院薬剤師に当てはめて考えてみました。

病院薬剤師は、日直や当直などがあり業務環境はつらいです。その分の給与水準には見合っていないと感じます。

特に地方での病院薬剤師の人員が少ないと感じます。

保険制度で業務に対してのコストが決まっているので、なかなか給与面で改善する余地は少ないと感じます。

これを解決するためには、保険制度の見直しをして、保険点数を増加させるような仕組みが必要だと思います。

年齢で保険割合を変えるのではなく、資産状況で保険割合を変えるなどの工夫が必要だと思います。

今の保険制度が続く限り、その原資をもとに、病院薬剤師の給与水準を改善していくしかないと思われます。

病院については、各法人がそれぞれ運営しています。なので、やり方がそれぞれ別になっています。

使う医薬品や医療機器が同じなのに、運用が違っているのもなかなか効率化が図れない一因なのではと考えています。

ITを取り入れての効率化がよく言われています。実際電子カルテなどを取り入れる病院も増えてきました。

ですが、電子カルテの統一フォーマットがないので、各社それぞれで作っています。なので、互換性が乏しく病院連携するのに支障が出ていると感じます。

ある程度、電子カルテの統一化、経営基盤の集約化を進め、効率化を図る必要があると感じます。