2024/05/07_3つのCSRでGAFRMを見ると

病院薬剤師→医療マーケティング→メディカルコールセンターへ転職しました。

先日に続いて、3つのCSRについて考えてみました。

前回は、自分にフォーカスを当てて考えましたが、今回は、GAFAMについて考えてみました。

CSRについては、3つに分類されます。参考資料は下記の通りです。

https://www.nikkeicho.or.jp/new_wp/wp-content/uploads/kaneko_all.pdf


資料によるとCSR(企業の社会的責任)は、社会性有用責任、社会規範責任、市民責任の3つに分かれます。

社会性有用責任:社会に対してよりよいサービスを提供できているか?

社会規範責任:社会に対して規範、模範となるようなことをしているか?

市民責任:地域貢献、社会貢献できているか?

いわゆるグローバル企業であるGAFRMについて、思うことがあったので、分析してみます。

始めに、社会性有用責任についてです。

GAFRMが出てきた当初は、iphoneやgoogle検索、AMAZONなど画期的なものが出てきました。

それにより、現在の生活が大きく変わったことは間違いないです。
例えば、Googleで検索して、ネットの情報を色々探すことができるようになったり、Amazonプライムで、ネットで注文すれば、お店にいかなくても商品を手に入れられるようになったりがあります。

しかし、最近の2,3年はどうかと考えてみると、当初よりは社会性有用責任については、落ちているのかなと感じます。

例えばiphoneは最初は画期的な製品でした。ただ今は、既存の製品の向上、改良を行っているだけです。
いくつか新しい機能が入ったり、デザインが変わったりしていますが、生活にインパクトを与えるものはないと思います。

最近、AIに注力する動きが出ていますが、それ以外には特に生活を一変させるようなサービス・製品は出てきていないと思います。

次に、社会規範責任についてです。
これについては、Meta社のfacebookなどで、著名人を無断で使用した詐欺広告が多くなってきています。また、Amazonでも、使用に耐えない詐欺みたいな製品が入っていることがあります。Google検索でも、公的な機関の発表よりも私的な発信が上位にきていることがあります。

このような事例があるので、社会規範責任は果たせていないと感じています。

会社側で何かしら検討しているのだと思いたいのですが、詐欺広告を排除せず、今まで通り続けているのは、間接的に詐欺を助長しているように感じます。


最後に市民責任についてです。

先程の、社会性有用責任にもつながりますが、やはり詐欺広告の排除がされていないところを考えると市民責任は果たせていないと感じます。

会長個人での寄付は目立ちますが、会社としての寄付・活動については目立っていないと感じます。

メディアの報道に偏りがあると感じていますが、それを考慮してもそういった地域貢献活動につながる活動が見えにくいです。

このようにGAFAMについて、分析してみました。
起業当初より今の段階では、それらの価値が毀損されているのかなと感じています。
それもあり、今の若い人がGAFAMに行きたがらないのもあるのかなと感じました。




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