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2024/05/06_CSRからジブン株式会社を分析してみる

病院薬剤師→医療マーケティング→メディカルコールセンターへ転職しました。

お天道さまに恥じない経営をしていくことの重要性についての放送回でした。

その放送では、資料として以下のものが取り上げられていました。

https://www.nikkeicho.or.jp/new_wp/wp-content/uploads/kaneko_all.pdf

この放送とその資料を元に考えたことを書きます。


CSR(企業の社会的責任)


CSR(企業の社会的責任)は、社会性有用責任、社会規範責任、市民責任の3つに分かれます。

それぞれ3つをジブン株式会社(自分自身を株式会社に見立てて)の場合、どうなるかを考えてみます。

社会有用責任:社会に対してよりよいサービスを提供できているか?

メディカルコールセンター(薬の相談室)として、薬について困っているヒトに対して解決策を提示しています。
また、24時間対応が必要で、自前ではまかないきれない企業に対して、労働力を提供しています。

⇒ジブン株式会社としては、薬剤師の知識、臨床経験を活かし、薬に対する知識を社会に還元しています。
休日夜間シフト勤務という特殊勤務により、他の多くのヒトが働きたくない時間帯で働くことで、社会的な有用性を確保しています。


社会規範責任:社会に対して規範、模範となるようなことをしているか?


メディカルコールセンター(薬の相談室)では、回答としては、製薬企業の立場から回答しています。製薬企業で持っているデータに基づいて、回答できる範囲で対応しています。
データから予測できないこと、データがないことに対しては、わからないことを正直に回答しています。また、場合により医療相談依頼(病院、薬局への相談)をしています。

⇒ジブン株式会社としては、回答できること・できないことをはっきり伝え、模範となるように仕事をしています。
自分のスタンスとしても、嘘を言わない、わからないことはわからないと伝えるようにしています。


市民責任:地域貢献、社会貢献できているか?

メディカルコールセンターとして、正しい薬の使い方の情報を提供しています。適切に薬を使うことで、薬の有用性を担保できます。
医師とは違い、直接、薬を処方できませんが、医療従事者に適切な薬の情報を提供することで、薬の有用性・効率性(適切なヒトに対して適切な薬剤を選択して、適切に使用してもらう)の向上を担っています。

⇒ジブン株式会社としては、間接的ですが、薬の適正使用に貢献していると感じます。
個人としては、ふるさと納税を利用し、地方の自治体に寄付をしています。返礼品ありなので、これが地域貢献なのかと言われると疑問です。


自分のことを振り返ってみて

メディカルコールセンターの企業に勤務していて、今のところ、3つの責任は果たせているのかなと感じています。
これが自分単体になると、市民責任があまり果たせていないのかなと感じています。とくに地域貢献の面では、具体的には何もしていないと思います。



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