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わたしのProof


アーティストにとって一番利益になるのはCD購入だし
作家にとって一番利益になるのは書店での単行本購入と取り寄せだって
聞いたことある。


新規と古参のこと触れたくはないけどあれって歴とかではなくてほとんど人の問題だよね。
ここにあるのは知る努力の差なんだと思う。

今ほどプラットフォームの整備が進んでいなくて情報発信が少なかった時。解読にかけたお金や時間や労力が今とは桁違いだった時。
それでも応援したい気持ち、好きな気持ちで努力を続けたひとがいるのは間違いない。

だから最近、アーティストからの供給に対してわかりにくいだとか、わからないから放置しているだとか、または(勝手に)冷たさを感じるだとか、文句ばかり言う人に腹が立っていた。

ジンさんがソウルのメントで言ってた「愛する努力を続けます」とはまさにこのことじゃないのか?少しでも理解しようとしたか?知りたいと思ったか?愛する努力をせず怠惰でいる人間に愛する資格はあるのか?



でも一度冷静になって、これはただのわたしの自分勝手な感情だったなと考えを改めた。

ただ好きでいるだけでいいとも本当に心から思うし、全部を追いかける時間やお金や時間や労力を他人に求めるのは間違いだと思ったから。

他人の"好き"を自分の物差しで測ろうとしてたんだなあってすごい反省した。

でもそういうひとつひとつのファン行動が彼らの今後を左右する可能性があることだけは忘れないでいたいと思った。

アーティストとファンの関係は金銭で成り立っている部分が圧倒的に大きくて、それが無くなってしまえば彼らは舞台に立てなくなってしまう。

わたしはわたしのできる範囲でただ彼らを愛する努力を続けたいと思う。


ファン活動で一番貢献できることがCD購入なら今まで彼らのアルバムを買ったことがあるのかと言われればわたしはない。
実は一枚も持っていない。
もともと物を増やすことが苦手でグッズがマジホントいらないタイプの人だから。

ENHYPENのアルバムは何枚か買った。応援したいから。デビューしてすぐの彼らには今の段階でのCD購入による後押しは効果が大きいんじゃないかと思ったから。数年後の彼らを絶対に見たいと思ったから。

BTSはCD以外にもしぬほどコンテンツが溢れかえっているので、自分の一番求めている方法でアーティスト利益に貢献できるなあと思う。
例えばわたしで言えばパフォーマンスのオタクなので、ライブ映像はほとんど買ったと言えると思う。パフォーマンスはいくらお金を払ってでもめちゃくちゃ見たいし彼らの活動にもプラスになるので、自分のファン活動の妥協点を見つけたと言えると思う。好きな人たちが自分の生活を圧迫するなんて不健康なことしたくないのでね。彼らをわるものにしないための、わたしなりの賢いファン生活を送るための決まり。



ところがどっこい(ところがどっこい)

わたしはBTS初のアンソロジーアルバム「Proof」を買いましたよついに!特典とかは相変わらずそこまで求めていないのでユニバでコンパクト版だけ買いました。

いつかわたしがおばあちゃんになったときとか7人が着陸したときとかに

2022わたしが彼らを好きだったことを証明するものになるかなあとなんとなく思って。

わたし7人に出会ってからすごくたくさん幸せなことあったんです。

優しい友人と一緒にカムバ予告見て発狂したり
母に「大好きな7人を教えてもらえて楽しい1年を過ごせたよ」って年末に連絡もらったり
ツイッターであったかい人と出会ってごはん一緒に食べたり
勢いで送ったトチ狂ってるリプに笑ってくれる人と出会ったり
友人が「わたしもBTS好きだから今度一緒にライブ映像鑑賞会しよ!」ってDMくれたり
高校の同級生がBTSのこと会って話したいと言ってくれて会いに行ったり

書ききれないくらいたくさん嬉しくてたくさんあったかかった記憶があるんです。

いつか7人が表舞台から降りた時でも、このたくさんあった嬉しいこと忘れてないと思う。
トラックリスト公開で5時間くらい死んでたこととかジミンさんのこと好きすぎてぶちギレてたこととか発狂して寿司3人前食ったこととかエゴマの葉論争で腹捩れるほど笑ったこととか
具体的には忘れちゃうのかもしれないけど本当に楽しくて嬉しくてあったかくて幸せだったことだけは覚えてると思うんだ。

7人にもらったこの忘れられない記憶や時間全部がわたしにとってのProofだと思う。



わたしに幸せになる方法を教えてくれた7人にこれからも嬉しいこと楽しいこと幸せなことがたくさんありますように。

9周年本当におめでとう。
今まで走り続けてくれてありがとう。
これからも大好きです。




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