性善説と性悪説をイソップ童話の「北風と太陽」に当てはめた

tochiさんのVoicyプレミアムの哲学の扉を
拝聴してイソップ童話の「北風と太陽」を
当てはめて考えました。
北風は性善説を表します
北風は力ずくで旅人の脱がそうとします
これは人間の本性は悪であり外からの強制力で
従わせようとする性悪説の考えと重なります
よって北風は強く吹けば吹くほど旅人は
コートを脱ぐどころか強くコートを掴みます
これから性悪説に基づく厳しい規則や管理を
強いると人はかえって反発し望む行動を
取らなくなる事を表しています
一方、太陽は性善説を表しています
太陽の優しさに触れ旅人は自ら望んで
コートを脱ぎました
性善説の立場から人を信頼して人の善性に
働かせることで人は自ら進んで善行に向かうことを示唆しています
以上から
人は外面的に強制するのではなく
人の内なる善行から自発的に行動を促す方が
効果的だということです
性悪説に基づいた北風のような強圧的な方法では
人の心を動かすことは出来ません

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?