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レブル reble 1100 DCTに1年半乗ってきたて、とても良いマシンだけれど強い自制心を鍛えようと思った話


レブル1100DCTとの出会い

 一昨年に、上記の記事を書きました。XADVからレブル1100へ乗り換えを行ったのです。この時は、レブル1100が足つきも良く圧倒的にパワフルだったので、躊躇せず乗り換えたのです。もちろん、カウルが無いことや、荷物を乗せるところが無いことのツーリングや荷物を入れられないなどの日常使用でのデメリットは頭では理解していましたが、実感がなかったのです。

クルーザーではなく、ストリートファイターだった

 最初の印象通り、実用域(つまり大体時速100−120km)ぐらいまではめちゃくちゃ速く、コーナーリング性能も比較的高く、概ねリッターマシンのネイキッド並だろうと思います。奥多摩でかなり飛ばしてもステップを擦るような事は殆ど無いです。


DCTという自動変速機構の長所短所

 そして、DCTという変速機構に助けられる場面はかなり多いと思います。穏やかに流している場面はもちろんですが、それなりに峠を飛ばす場合でもコーナーへフルブレーキングで突っ込む時もフリッピングしながら2速一気にシフトダウンしてくれるので車体やブレーキ操作に集中できますし、高回転からの急減速や急加速でもリアタイアのスピンもありません。MT車のほうが、自身で快適な回転数や速度をあわせる楽しみはあるのですが、現実には、安全確認も含めた他の操作もあり、思うような状態に合わせられない場合もあるのでDCTの方が長距離や渋滞も含めて価値があるように思います。


なんどか手放そうとしてたが、ギリギリで踏みとどまってまだ乗っている

 走らせるとかなり気に入っているのですが、やはり荷物が乗らない不便さ、特にヘルメットを入れるところが無いことを不便に感じています。数時間走って、ちょっと休むときにヘルメットを置いたままバイクから離れ難い、というような場面ですね。
 わかって買ったのだけどちょっと不便。なので時折手放そうかと思うのだけど、乗っているとこれは飽きるまで乗ろうと思い返すのがしばらく続きました。


現実的に、実用的にめちゃくちゃ速いマシンであって、とても強い自制心が必要になる

 そしてここ数ヶ月で感じていることは、すでに延べたように時速100kmぐらいまで3秒台なので、実用域でほぼ最速のマシンの一つであろうと思いますし、それをクラッチ操作なく、右手の一捻りだけで一瞬で出せてしまうことの怖さを感じています。
 普通の速度+で走っている前の車などを気負うこともなく右手一つで瞬時で抜ける。。これは法律はもとより、想定外の事案が起こった時のダメージの大きさを考えると危険だろうと思います。
 T-MAXとういう500CCのスクーターに乗っていたときも、極めてイージーにとんでもなく速く走れましたが、レブル1100DCTはそれをはるかに凌ぐ加速力を持っています。
 心を自制して走ればいいだろう、と言われますが、その通りなのですが、それほどに心が強くないので、以前のようなレーサーレプリカやスーパースポーツに乗っているときよりも、十分に精神を落ち着かせて乗るようになってきました。
周囲に迷惑をかけぬよう。
ご安全に。

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