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防犯と玄関を開ける前の一呼吸

今日も今日とて、脳天雑巾絞り。

昼間、通販が届くのを待っていたら、思いがけずインターホンが鳴った。
置き配に設定していたので、いつも通り「置き配して帰りますよ」のサインに鳴らされたものだと思って、ドアスコープを確認せずにドアを開けた。
普段ならどんな時でもスコープで外を一瞥してからドアを開けるのだが、なにせ頭が雑巾絞りで、動作のいちいちが億劫だったのだ。
ドアの外には宅配のひとが荷物を持って立っていて、勢いよく開いたドアに驚いているようだった。
なにせわたしは脳天雑巾絞りだったし置き配以外の状況があると思っていなかったので、ボロい部屋着にメガネさえかけていなかった。ひとがいるとは思わず、本当にギョッとした。

ほんの一呼吸ほどの間、お互いの間に驚愕と気まずい沈黙が流れる。

「あの…この荷物の住所はここで間違いないですか?」
「あ、はい。そうです」

配達員のひとはオドオドと荷物を差し出し、わたしはそれをササっと受け取り、お礼を言ってそそくさとドアを閉めた。

めちゃくちゃびっくりした。
現在の自宅住所はかなり分かりやすいので、こういうことはないと思っていたが、そうとも言い切れないものだ。
というか、どんな時でもドアスコープの確認は怠ってはならないと痛感した。狭いアパートの共用廊下と外開きドアなので、タイミングが悪ければ怪我のひとつもさせていたかもしれない。
それに最近都内で連続している押し込み強盗のようなことが自分にも起きないとは言い切れないし…

届いた荷物を確認しながら、相変わらず雑巾絞りな頭で、そんなことを考えた。

みなさんも在宅時・不在時に関わらず戸締りにはお気をつけて。
あと、ドアを開ける前に外を確認するのもお忘れなく…わたしも気をつけます…


では、また。

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