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先生という生き物が嫌いだ。 もう少し具体的に言うと、人に何かを教える人が嫌いだ。特に、自分が誰かの人生をより良いものに変えられると思っている人が。 なぜこんなことを言い出したのかといえば、友人が教員採用試験に受かったらしいという話を耳にしたからだ。そして同時に、彼が以前「生徒に勉強の楽しさ以外のことも教えられるような教師になりたい。」と言っていたことを思い出した。そんな彼に随分と自信過剰で迷惑な奴だなと思っていた。そして今でも思っている。 そういえば少し前にも同じようなこと

    • 絶対に道に迷わない方法

      私は目が悪い。眼鏡かコンタクトレンズがないと世界がぼやけてしまう。1メートル先に立っている人の表情もよく見えない。もう長い事そんな生活をしてきたから慣れてしまった。これまでの22年間のうち、目が良かった時間がある事を疑ってしまうくらいだ。 なぜ急にこんなことを思ったのかといえば、コンタクトレンズの残りが5つを切ったからだ。目が良い人に比べてかなり無駄な出費をしていることを無理矢理に自覚させられる。生きるのには金がいる。噂によると死ぬのもタダじゃないらしい。 中学生になるとき

      • 自宅の窓から

        「秋は夕暮れ。」 平安時代の文筆家、清少納言は秋の美しさは夕暮れ時にあると言ったらしい。彼女の有名な随筆『枕草子』の第一段中でのことである。「春は曙」というところまでは誰しもが聞いたことがあるあの作品だ。その冒頭は誰もが聞いたことがあるのに、この作品には春夏秋冬それぞれの美しい瞬間が描かれているということは意外と知られていないのかもしれないと思う。日本史や古典の授業の中で名前を勉強するだけでなく、少しだけその中身を覗いてみる。そんな時間を持ってみることは決して無駄なことでは

        • 僕のこと

          noteなるものを始めるにあたって、最初に私についてと前置きを書いておきたいと思う。自分以外の誰かが見るものを記すというのは特別なことであり、何があるかわからないという不安も少しある。また、いつか方向性を間違えてしまった時に戻ってこれるように。 まず、私は誰なのか。別に哲学的な話ではなく、私がどこの誰でという話だ。個人的には本名や住所といったいわゆる個人情報については隠したいとはそこまで思っていないが、時代の流れ的にはきっと多少は隠した方がいい気がするので小出しにしていこう