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日常にあるグリーフケア

ホメオパシーには20数年前に触れたことがありました
私の興味のあるジャンルでしたので
実際に体験しようと思いました。

予約を入れると
お返事と質問表が送られてきました。

質問表を作成し終わった後
私が私に対するイメージに変化が起こりました。

胎児の頃から遡り
現在に至るまでの私の道のりを
ひとつも取りこぼさないように
(実際は取りこぼしがたくさん^^;)
作成した質問表は圧巻でした。

私は母から「体が弱い子ども」
そう言われてきましたが
完成した質問表を見た私は
「弱い」とは程遠い感覚でした。

そこから始まり
私は自分の体に起きていることの解釈が
「私って、どこかおかしいのかな?」から
「そんなこともあるよね」に変わりました。

そうすると、身体に対する心配が薄れ
自分のことが見え始めました
好きなこと、苦手なこと
エネルギーが奪われること
エネルギーが湧くこと
私への関心が細部まで向いていきます。

自分のことは自分しか知りません
感覚も価値観も性質も気質も
私が気が付いた分
自分の存在の重さを感じることができました。

よいも悪いもなく
自分を細部まで思い出すことは
まさに自分にとってのグリーフケアだと思います。

前述した取りこぼしとは・・・・
自分で自分をジャッジして
書く値がないと思っていた部分でした。

そうして、私に起こった全てを
じっくりと思い出す作業はいつになく楽しいです
苦しい、辛い思い出と比べずに
忘れかけた私の経験を見つける時間は
終わった後に至福を感じるのです。

例えて言うなら
子どもの時に、森の中でリスや狐に遭遇したり
スグリや野いちご、キノコを見つけた時のように
ちょっとした感動があります。


最後まで読んでくださって、ありがとうございます。またの訪問をお待ちしています : )