不登校16歳、初めてのイギリス単独渡航の巻
通信制の高校に入学したものの、しっくりこなかったのか
思ったのと違っていたのか
息子は水面下で別の人生を探っていたようです。
イギリスに行きたい!
その言葉を皮切りに、私は息子のサポーターとして
激務の毎日が始まりました。
なぜ、イギリスなのか?
音楽好きな息子はピアノやギターを独学で引いていました。
そこでエド・シーランの曲に出逢ったようです。
ここからは私の主観です
エド・シーランを語る息子のポイントは
吃音症でいじめに遭っていたのに世界的なミュージシャンになている。
そして、素晴らしい音楽を作り人を励ましている。
そこに自分を照らし合わせて、希望を見出した。
次に、ブレイディ・みかこの本を読み漁っていました。
お母さんも読んで〜って勧められてチラッと見たけど
すぐに眠くなって、それ以来読んでいません。
ブレイディ・みかこさんは日本人でイギリス人の男性と結婚
イギリスで保育士の資格を取り、イギリスのブライトンに住んでいます。
『子どもたちの階級闘争』など
経済格差や多様性について触れています。
息子は社会の不平等さ、学歴社会について関心があり
自分の意見を持っていました。
社会的に弱い立場と言われる女性であるブレイディ・みかこさんが
社会に物申す姿を見て感動していました。
イギリス社会、日本社会 国による違いを感じ取ったようでした。
エージェント探し始まる
私たち親子の単独渡航計画は
パソコンの検索から始まりました。
「未成年の単独渡航」「初めて」「英語話せない」で検索
渡航に必要な準備はエージェントと呼ばれる人が
本人の希望に応じてマネージメントしてくれるということが分かりました。
じゃあ、私はお金さえ準備すればいいなか〜と
半ば気楽な気持ちでいたのでした。
エージェントは「海外留学」で検索すれば何件も出てきます。
ラインでやり取りするもの、メールでやり取りするもの
直接面接するタイプと色々ありました。
情報探しは母の仕事
集まった情報は息子に渡して完了。
こんな風に、作業は分担されていました。
イギリスに行くのは息子なので
私は相談がない限り、口を出さないと決めていました。
それは、この単独渡航が息子の人生に大きな意味があって
息子が全てに責任を持つべきだと思いました。
だから、決定権は本人にしかないと思ったのです。
私は留学がいい機会になると思いました。
子どもが自立しようと思った時を逃さずに
背中を押したかったのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続き
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