ハンビカク

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中国のキリスト教の歴史

 中国には古く唐の時代には、ネストリウス派が「景教」という名で伝来していた。以降も、元・明・清の時代にも様々な教派が中国で布教を続けた。 一、唐朝  中国に最初に伝来したキリスト教は、異端とされたネストリウス派キリスト教で、唐の太宗の時代に中国に伝わった。それから約150年間、景教は王朝の保護を受けて、主に上流社会で発展したが、その後武宗の弾圧を受け、衰退した。景教の教義や中国への伝来などが「大秦景教流行中国碑」に刻まれる。現在この碑は西安碑林博物館に保管されている。

    • 大分のお祭り〜海外のお祭りと比較して〜 「ナーダム祭」について

      ナーダムとはモンゴル語で「遊び」の意味であり、モンゴル族にとってのナーダムは、何より楽しみの最大の行事である。2006年5月に、国務院の承認を経て、初の国家レベル無形文化遺産に登録された。 ナーダム祭の起源ナーダムはモンゴル族の鮮明な民族特色を備えている伝統行事であり、モンゴル族の最も好む伝統的なスポーツ活動であり、悠久な歴史を持つ。紀元10世紀から13世紀にかけて、草原の各部落の領主は当時の狩猟生活と戦争時期に備えて、常に相撲や騎手、射手の選抜を目指した訓練活動を行なって

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