最近の記事

エスポラーダ北海道応援のためのゴールデンサークル理論

ゴールデンサークル理論に基づいて、フットサルを応援することについて整理したいです。ステップバイステップで進めてください ChatGPT ゴールデンサークル理論は、サイモン・シネックによって提唱されたもので、なぜ(Why)、どのように(How)、何を(What)の3つの質問に答えることで、組織や個人が成功する理由を明らかにします。この理論をフットサルの応援に適用するには、以下のステップに従って進めることができます。 ステップ1: なぜ(Why)- 応援の目的 まず、なぜフッ

    • 振り飛車は最後の希望 王将戦第1局、菅井ー藤井

      振り飛車の絶望 年末に刊行された一冊の本が「現代の将棋ファンにとって必読の書」という評価をするのに不足ない本だという事は、見識のある方であれば同意頂けると思う。 その本は著者あらきっぺ氏による「現代振り飛車の絶望、そして希望」である この本では振り飛車が理論的に弱点が多い戦法であることを次々に明らかにして、具体的な局面については代表的な指し手とAIによる評価値を示し、最後にはこのような文章で振り飛車にとどめを刺す。 私自身も現役時代は振り飛車党であり、体感的には振り飛

      • プレーオフに臨むにあたっての決意

        Fリーグはレギュラーシーズンが終了して、上位6チーム、下位6チームによるプレーオフが、今週の金曜日から始まります。 具体的な日程については、Fリーグ公式ページをどうぞ。エスポラーダ北海道は下位リーグに回り、下記の日程で戦います。 是非、多くの会場に足を運んで頂き、エスポラーダの後押しをして頂ければ幸いです。 24節 12/22(金)14:00 湘南ベルマーレ ー エスポラーダ北海道@町田 25節 12/23(土)1230 YSCC横浜 ー エスポラーダ北海道@町田 2

        • 今年の3冊〜2023年

          今年も残り少なくなってきたところで、今年読んだ本の総括をせねばと思い、ベスト3を挙げます。 今年読んだ本は約80冊。(自分のKindleライブラリに入っている今年購入した本が約100冊(雑誌等含む)、積読率2割として、だいたい80冊程度) あらためてリストを見ると、乱読が過ぎて、あまりインプットに役立てていないと反省。。まあでも、1年は短いと思っていたけど、それだけ本を読めたという事は、少しは成長している、、のでしょうか? 来年は読む本を吟味して、再読も始めようと思います。

        エスポラーダ北海道応援のためのゴールデンサークル理論

          実録!コンサドーレサポの結婚式!の巻

          この記事はコンサドーレ札幌のアドベントカレンダーに連動して書いたものです。こちらは番外編、本邦初公開のネタです。 本編は、こちらをどうぞ。 「おじいさんや。」   「なんじゃい、ばあさんや。」 「そういえば、私たちの結婚式は、あいプラン様の藻岩シャローム教会でやったんでしたね。」   「そうじゃのう、あれは何年前のことじゃったかのう。」 「その時は、あいプラン様はまだコンサドーレのパートナーになってなかったですよ。」   「そうじゃった。それで、披露宴のビールはサ

          実録!コンサドーレサポの結婚式!の巻

          押忍!我等北海道コンサドーレ札幌関東支部!の巻

          この記事は北海道コンサドーレ札幌のアドベントカレンダーに参加して書いたものです。 1日早く公開するので、明日は番外編をもう一本出しますね。→番外編公開しました。 「おばあさんや。」   「なんじゃ、おじいさん。」 「いつのことじゃったかのう、コンサドーレの関東サポ有志で飲みに行った事があったじゃろ。」   「はいはい、ありましたねえ。」 「あれは確か、エスポラーダ北海道のプレーオフ試合の後だったから、2015年くらいのことだったかと思うんじゃが。」   「そんな

          押忍!我等北海道コンサドーレ札幌関東支部!の巻

          たややんー中村太地@YouTube

          "将棋AIの最先端を学ぶ【たややんコラボ】" タイトルそのままの記事です。細かいところはYouTube本編を見て頂くとして、個人的に勉強になった点をメモ。 ・将棋AIは大きく分けて2つ、従来型(読み重視)とDeep Learning型(大局観重視) ・DL系は読まなくてもレーティング2500くらい(奨励会6級相当)ある ・将棋が完全解析されるには90(通り)の120(手)乗位を読み切らないといけないので、事実上無理 ・水匠は居飛車のソフト、振り飛車のdlshogi(DL

          たややんー中村太地@YouTube

          選手である以上に一人の人間、町田ー北海道

          善戦するも、後一歩及ばず、結果を出す事は出来ませんでした。後一歩の中身が何なのか、もしかしたら応援での後一押しがあれば結果を変える事が出来たかもしれないと考えると、悔しくて堪りません。 古巣対戦となった室田選手、試合後には花束贈呈や町田サポからのチャントもあったりして、とても愛されていた事が伝わりました。 私達も、室田選手のフットサル選手としてのキャリアの最後を飾るべく、また人間・室田祐希の今後の活躍を願い、最後まで応援し続けます。

          選手である以上に一人の人間、町田ー北海道

          「本歌取り 東下り」杉本博司

          現代美術はコンテクストのぶつかり合い、腹と腹の探り合いであるからして、ある作品は必ず他の作品の本歌取りであり、その作品もまた新たな作品の源流となる。 寡聞にして杉本博司が現代アート史のどういった流れの中のどの位置にあるのかは知らないのだが、杉本博司と言えば、初期の出世作「シロクマ」にも表れている通り、"本歌取り"は大の得意とする所である。その彼が自ら本歌取りと題して行う作品展が面白くないはずがないのである。 という事でいそいそと松濤美術館まで行ってきたが、あいにくこの日は渋

          「本歌取り 東下り」杉本博司

          結果は出なくても、確実に前進 しながわー北海道

          名の知れた選手や外国人を集めて、名前ではなかなか強そうなしながわ。ただ、ここまではあまり結果を出せている訳ではない。対する北海道は、前回の対戦では大量失点での敗戦するなど、守備が上手くハマらないと結果を残せない試合が続く。 注目の立ち上がりの印象は、しながわが技術を見せるのに対し、北海道は走力で対抗。終盤まで拮抗した展開になれば最後はしながわの足が止まって北海道ペースになるかと思われた。しかし、先に試合を動かしたのはしながわ。CKから先制点を上げると、更にちょっとした球際の

          結果は出なくても、確実に前進 しながわー北海道

          藤井総太は神かマモノか 王座戦第4局、永瀬ー藤井

          ついにこの瞬間がやってきた。羽生七冠の時もものすごいフィーバーぶりだったが、今回の藤井フィーバーもすごいことになっているようだ。彼が弱冠21歳で成し遂げたことを考えると、それも自然なことと思う。 記録や棋譜解説については多くの記事が出ているので簡単な紹介に留め、ここでは個人的に感じたことを綴っていくこととする。 当時の羽生との比較で言うと、羽生は1985年に四段昇段して1996年に七冠達成、プロ入り11年後、25歳の時である。一方の藤井は2016年に四段昇段して2023年に

          藤井総太は神かマモノか 王座戦第4局、永瀬ー藤井

          「1100日間の葛藤」尾身茂

          新型コロナウイルスに対する新型インフルエンザ等対策推進会議の議長として献身されてきた尾身氏自身による貴重な記録であり、後年発表されるであろう政府の公式的な記録とは違い、生々しい議論や決断の過程も含めて記されている。 私は本書をリーダーシップの本として読んだが、読者にとってどう読むかは人それぞれだろう。 ただ一つ言えることは、他国(例えば米国。「最悪の予感 パンデミックとの戦い」マイケル・ルイス著等に詳しい)のような悲惨な状況に日本が陥らなかったのは、尾身氏ら専門家会議の非常に

          「1100日間の葛藤」尾身茂

          完全試合、成らず 王座戦第3局、藤井ー永瀬

          野球に例えるならば、こんな感じだろうか。8回までは相手打線を完ぺきに抑え、リードを広げて9回のマウンドに向かった永瀬。だが、たった一球の失投が逆転サヨナラ満塁ホームランとなり、完全試合はおろか、試合までも落としてしまう結末に。いずれも大熱戦だった第1,2局とは違った意味で、衝撃的な将棋だった。 両者1勝ずつで迎えた第3局、先手番の藤井としては確実に取りたい一戦。永瀬としても防衛のためには先に王手をかけておきたいところで、序盤の作戦が注目された。果たして、後手番の永瀬が採用し

          完全試合、成らず 王座戦第3局、藤井ー永瀬

          負けてなお、永瀬あり 王座戦第2局 永瀬ー藤井

          永瀬王座の先勝を受けた第二局、注目の戦型は後手の藤井が珍しく右玉を採用した。200手越えの熱戦となった本局は見所もたくさんあったが、ここでは簡単に流れを抑えつつ、個人的に印象に残った手をそれぞれ紹介することにしたい。 まず、9筋から攻めていった永瀬に対し、藤井が玉を早逃げしたのが好判断で、藤井がわずかにリードを保ったまま終盤戦へと向かっていった。永瀬は劣勢の中辛抱する手を繰り返して自らは転ばない姿勢を出すが、藤井玉が入玉して、まず寄せられる心配はなくなった。 こうなると残る

          負けてなお、永瀬あり 王座戦第2局 永瀬ー藤井

          自動詰将棋作成装置

          諸事情により、初心者に簡単な詰将棋の問題を解かせてみようと思って、色々いじったらこんなのが出来ました、という活動報告です。 作りとしては、「やねうら王」さんが作成した大量の詰将棋からランダムに問題を取ってきて、iPadの「ぴよ将棋」アプリで解くというものです。Google Driveに元ネタファイルを保存して、GPT-4にPythonコードを書かせてランダムに問題を取ってきています。 王手に対する受け方の手は「ぴよ将棋」のコンピューターが自分で考えて指してくれます。(私が相手

          自動詰将棋作成装置

          認識論 デイヴィッド・ホックニー展

          先日、東京都現代美術館に行ってきました。ホックニー展については他にも素晴らしいレビューがあるので割愛して、個人的に感じた事などを。 まずホックニーに関して言うと、特に事前知識は無し。なので特に美術史的意義などとはかけ離れた個人の感想になります。 ホックニー展の案内でまず面白かった事は、iPadで書かれた作品を紹介している事。もしアートというが単純にそこに描かれている物のみで評価されるべきものなら、書いた道具にはこだわる必要はないはずで、iPadという所に注目が集まるという事

          認識論 デイヴィッド・ホックニー展