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瑕疵排除文化の象徴。新卒就活のナチ風味

脱毛文化みたいな潔癖性な感じ、若い人から勝手に始まったんじゃなくてまずは年長の人が年少に求めたのが始まり。それを象徴してるのって新卒の就活じゃない?学歴フィルターとか、精神病傾向を弾くためのテスト、エゴサーチにSNSチェック、それにそつのないガクチカ。どこまでも「瑕疵がないこと」を求めてる。人事様のお客様気分が極まってる事この上ない事、実際、新卒リクルート指南会社様のお客様ですから。

企業の方にも事情はあって、数十人の枠に何百人と集まるから理由つけて切らないといけない、説明可能な理由を(責任逃れ出来る理由を)。それが、ESで高校から大学への進学方法まで書かせる理由。
企業としては、悪気無く無頓着にやってる事が
(という事にしておくけど、実際は無垢な年下を抑圧する性的興奮を感じているに違いない)、
ひとりひとりの胸には刺さる。

マッチングなのだから、気にするなという人は、お前がやってみろ。

競争社会とはいえども、狭い檻の中に入れられて、期限が来たら死ぬ事わかってる中で正解もわからずもがき続ける事を正当化するのは文明社会とはいえないのでは?なんとも収容所風味ではありませんか。

そうすれば、ひとりひとりの胸には、「社会への恨みや不信」がインストールされるのは当たり前なのでは。そういうのが回り回って、皆さんに被弾する結局は。採っても採っても辞めるし人不足だし、自分としては一生懸命やってるつもりでも年下の人から「グローバル基準」なるもので評価されて無能だと突き上げられる。なんでお前無能のくせして上場企業の職歴有って、結婚してて、家族もいるの?
ある意味そういう瑕疵排除文化の恩恵を受けてきたツルツルエリート達は、知らない間に同世代に、人間関係から降りられていて孤独だし(お互いに)、それでマッチングアプリいじって「変な人にばかりエンカウントする」(お前もな)って言いながら、最後「おれはエリートの道に抑圧されたんだ!だから!アラフォーでも!若い女と交際する権利を!(配給しろとでも?)」って言い出す始末。

結局、誰も幸せじゃない。

大学なんて、行く意味ないよ。
就活でみんな仲悪くなるから
出口さんって、世間知らずだよね。
「大学時代の人間関係は一生」だなんて。笑っちゃいます。


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