虫と話す

失礼を承知で言えば、最近人と話していて、「虫と話しているみたい‥」と感じる事が増えた。
葛藤や逡巡がなく、すごくパターン的で、それは短絡さと即物の極致に思えて、
まるで、最適解を出力するためのアルゴが入った機械みたいだ。これこそ哲学的ゾンビ。
人間がAIに近づいてきたと思うのはこういう所。最適解なのに実態の裏打ちがないから、厚みがなくて私は本能的に気持ち悪くなる。
それこそ虫みたいに。

むしろ葛藤や逡巡こそが貴重かもしれない。
自分の意思があるという事が。

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