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遊就館訪問と鳥肌

https://note.com/kakitsuke/n/nc61bab7bb5ca

最初よく知らないから、入場料1000円はうーわ高いって思ってた。実際はかなりのボリュームで貴重な資料多く、結局持ってた時間では回りきれなくてもったいない事をした。
もう一回行くかな。

もう一回行ったら、二度と行きたくない。
ここの文脈として「そういう場所」ではないというのはそうなんだけど、反省なんて何一つないように見えた。
残酷さや情けない部分を脱色し、捧げられた尊い命に感謝という文脈で一切の異論を排してなお平然と残酷な物を陳列するのだからたまらない。
軍国主義とは、この部屋の雰囲気と同じく、固い床を打つかかとの音の様に静かなものなのだと唐突に理解した。

出口から振り返ると、桜花が天井からぶら下がっているのが目に入って、恐怖と後悔が吐き気になって込み上げた。
醜い
と執拗に思いながら境内を歩いた。暑いのに鳥肌を立てながら。わざわざこんなものを見に来た私も当然にまた。

思うに、その他の平和学習施設なんかより、大東亜戦争と表現するここの方がよっぽど反戦の気持ちを煽るに違いない。逆説的に。

ともかく素晴らしい所なのでまた来ましょう。
もっと昭和史を勉強したら、きっともっと楽しめる。


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