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えぞトーク【空の交通編】〜北海道再興戦略に向けて〜ゲストは株式会社エアシェア 代表取締役CEO 進藤寛也さん

進藤寛也:㈱エアシェア代表取締役CEO。帯広市生まれ、釧路工業高等専門学校、信州大学、信州大学大学院。エンジニアを経て、東日本震災後の2011年、家業の進藤鋳造鉄工所を継ぐために帯広に戻る。2016年、㈱エアシェアを起業。

前談・神門さんによるデータ解説

前談としてえぞ財団では北海道経済入門でもおなじみの神門さんによる現在の日本の教育に関するデータを解説してもらいました。

神門:7月8月は季節便シーズンで、北海道ですと釧路と大阪便などが飛んで行き来しやすい季節です。2019年からのコロナ前には世界に3500個の空港がありました。アジアで一番多いのは中国で230個、その後にインドネシア125個、日本とインドが同じ数で97個あります。ハブ空港(6時間以内に乗り継ぎ可能な路線の便総数)ランキングは羽田が21位、成田が42位。ハブ空港としての役割はアジアの中では中間くらいです。
世界の旅客数は20年間で3倍くらいに増えています。コロナで一旦落ちましたが今はまた回復傾向にあります。また、全国97あるうち14の空港が北海道にあります。令和3年度乗降客数が1位は羽田空港、2位は福岡空港、3位が新千歳空港。
進藤:札幌から稚内に行くには羽田から飛行機を探したほうが早く着きます。帯広ー羽田、羽田ー稚内を探して乗り継ぎが10分足りなくてできないことがわかったので千歳まで車で移動してそこから飛びました。
神門:道内空港国内線旅客数の7〜8割は新千歳空港で、コロナ禍を除くと数も10年ほど前から大きな増減はないです。
木下:北海道にもいっぱい空港がありますが、道外の人はどの空港を使ったらどこに近いのかがよくわかっていないことはあると思います。
進藤:北海道は千歳しか空港がないと思っている方もたくさんいますね。

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