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【#えぞ財団】連載企画「この人、エーゾ」㉟一般社団法人SLDI代表理事・辻本智也さん~岩見沢発!子どもから高齢者までスポーツを通じて健康、笑顔になれるオンリーワンのスポーツクラブへ~

辻本智也:1992年、岩手県盛岡市生まれ。岩手県の高校を卒業後、北海道教育大学函館校を卒業。スポーツ関連企業に就職するも、退職し、教育大岩見沢校修士課程(大学院)へ。修士課程2年時(2017年)に個人事業主として総合型地域スポーツクラブを立ち上げ、2019年に法人化し、現在へと至る。この他、3人制プロバスケットボールクラブHOKKAIDO IWAMIZAWA FUの共同代表、岩見沢市スポーツ推進委員も務める。趣味は、映画鑑賞と犬との散歩。

子どもの頃の夢は”億万長者になる”スポーツに没頭し、将来はスポーツで稼ぎたかった学生時代

岩見沢市に拠点を置き、”スポーツ×ヒト×地域が融合する総合型地域スポーツクラブSLDI”の代表の辻本さんは出身は北海道ではなく、高校生までは岩手県盛岡市で育ちました。獣医で動物園園長の父、専業主婦の母の家庭で次男として生まれた辻本さんの子どものころの夢は”億万長者になる”でした。幼時からアイスホッケーを始め、小学校から大学まではサッカーに没頭する日々でした。高校から大学への進学時に、スポーツに関わる仕事に就きたい!と考え、北海道教育大学函館校地域創生専攻への進学を決意します。「スポーツに関連する仕事で、そもそもどんな仕事があるのかを知りたかったのもあり、一人暮らしで函館に行くことを選びました。大学時代はサッカー部で活動する傍ら、飲食店のアルバイトをしながらの学生生活でした。1年生の時に大学の総合型スポーツクラブ”SPORTS北海道”というサークルに先輩の誘いで入り、イベントを作ったり、子どもたちに教えたり、地域の方々と触れ合うことがとても楽しいと感じました。最終的にはサッカー部と両立しながらもサークル活動にも没頭し、スポーツ教室の責任者やサークルの運営委員長なども任され、50~60人くらい学生メンバーを取りまとめました。この経験が今考えると、現在運営するSLDIの設立やスポーツ庁も推進する総合型地域スポーツクラブという概念に大きくつながっていると思います。億万長者には程遠いですが(笑)地域の人や子ども達が参加しやすいクラブづくりを考えながら、いろいろな方や企業に支援や助言してもらいながらの日々ですが、ものすごく充実しています!」

子どものころからスポーツが大好きだった辻本さん(右)
北海道教育大学函館校のサークル総合型スポーツクラブ”SPORTS北海道”に没頭する辻本さん(写真中央、パネル後ろ)

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