【#えぞ財団】連載企画「#この人、エーゾ」㊵ラジオパーソナリティ・松尾さん~"気持ち"と"言葉"は一心同体。「私、心躍ってる?」と自問自答しながらリスナーの皆さんに伝わるエピソードをお届けし続けたい~
ラジオパーソナリティに必要不可欠なトーク力や想像力は再現度の高い”お店屋さんごっこ”で身に付けていた!?
福岡市内からタクシーで2000円くらいの距離にある春日市で生まれた松尾さん。地元は現在住んでいる札幌とどこか雰囲気の似ている街だといい、北海道の人が転勤になっても馴染みやすい場所だそうです。そんな松尾さんは小さい頃から日常にラジオがある生活を送っていたと話します。
「朝ご飯の時はいつもラジオが流れていて、親がAMラジオ好きなので常にそばにありましたね。それに幼少期は外でワイワイ遊ぶというより『いかに美しい砂団子を作るか』というような遊びをしたり、親を相手に、よく本格的なお店屋さんごっこをやっていました。自分の部屋のアイテムをたくさん並べて、注文取ったり、レシート作って会計したり、包装したりと、本気のお店屋さんでした(笑)今振り返ると小さいながらも細かい部分まで真似をして再現してたのでめちゃくちゃ楽しかった記憶があります」
そして中学では家庭科部、高校では帰宅部だった松尾さんは、とにかくお喋りをする時間が大好きな学生だったと話します。また、高校時代は深夜の学生向けラジオ番組をよく聴いていたといい、自然とラジオパーソナリティの方に憧れていたとか。ちなみに当時流行っていた番組は、ラジオ内で”高校生が告白するコーナー”があるローカル番組。ラジオ放送中に「〇〇高校のA.A.さん、明日の〇時に〇〇に来てください」というようなリアルな内容だったそうで、毎回学校ではその話でもちきりだったと青春時代を振り返ってくれました。
「小中学生の時将来の夢はなかったのですが、高校生あたりから『ラジオで喋りたい』『パーソナリティの人にいつか会いたい』って思うようになったんです。ただ小さい頃は、授業中当てられたら恥ずかしくて答えられなくて泣いてしまうくらいの人見知りで、メディア業界に憧れはあるものの、葛藤もありました。でもラジオは『顔が隠れているじゃないか!』と。なので私にとってラジオパーソナリティはちょうどいい職業なんです」
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