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【#えぞ財団】 連載企画「#北海道経済入門」⑧ ~道央経済入門・後志編~

北海道経済入門とは?

この連載では、小樽商科大学3年生の神門崇晶(カンドタカアキ)が北海道経済についての「今さら聞けない」 という部分を探っていきます。

例えば、北海道の経済の大きさはどれくらいなのか?それを構成する北海道の主要産業は何か?など北海道経済の基本的な部分を理解していくことをインフォグラフィックを通して試みるプロジェクトです。

神門崇晶(かんどたかあき):小樽商科大学3年生。
札幌北高校を卒業し1年間の浪人生活を経て、小樽商科大学に2019年に入学。同年11月に「カレーパンドラ小樽商大店」をオーナーと共にオープン。コロナ禍により同店を休業し、2020年にYoutubeチャンネル「おたる再興戦略室」を開設。これをきっかけに、2021年4月から「札幌解体新書」の学級委員長を務める。


導入

前回は⑦「道央経済入門」として、道央地域の経済について経済規模と産業に着目してまとめました。

さて、今回からは③「北海道産業地図」と④「北海道の経済状況」をベースに、道央地域の経済について振興局別に詳しく見ていきます。

まずは、後志総合振興局です。

僕は4月の1ヶ月間、積丹町に滞在し民間に運営譲渡された「岬の湯 しゃこたん」の再OPEN準備のサポートをしていました。小樽商科大学生なので、後志にはゆかりがありました。

ただ、「課題先進地域」である北海道においても、積丹町は高齢化率48%、人口が2000人にも満たない超課題先進自治体です。

ここに1ヶ月間住んでいると、後志の経済状況はどうなっているのだろう、という考えをより一層もちました。なので、書くなら今しかない!と道央経済の中心地である石狩振興局ではなく、後志から道央経済を見ていきます!

本日のインフォグラフィック

後志ってどんな地域?

そもそも、「後志」とはどういった地域なのでしょうか?
どれくらいの数の市町村が後志地域に属するのでしょうか?

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