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ガッコーよ立ち上がれ!

 教職に就いて30年だそうだ。
 体感的に感じることがある。この国を動かす人々は意図的にガッコーの権威を貶め続けている。
「ガッコーは役に立たない」
「センセーは信用ならない」
と、臣民に刷り込み続けている様に見える。

 理由は容易に想像がつく。臣民は臣民として、主権者なんかになって欲しくないのだ。ガッコーだってよく見れば役に立つことはたくさんやってる。シカし、ネガティブキャンペーンが「功を奏して」なかなか浸透していないのが現実だ。

 例えば社会科 キッチリ教えたらアラ不思議!「政権批判」になってしまう。それだけ現政権はボロボロ滅茶苦茶だ。だから社会科の無効化がず〜っと発動中だ。「ガッコーでは教えてくれない」?はいはい。

 ヒトや金、あらゆる資源を「意図的に」投下しないことも実に「効果的に」作用している。しょぼい装備でいい結果など要求されても困るのに、結果が出なければ現場の責任となる。ますますセンセーの信頼は堕ちる(そもそも無かったか)。教職を希望する若者が減るのは当然かつ賢い選択だ。

 この動きは最近の話じゃない。戦後間も無く始まり、以後着々と手が打たれて今日に至る。実に一貫しているなあ。その展望と粘り強さと頭の悪さには恐れ入る。そんなにこの国を地獄に堕としたいんdeathか?

 もちろん現場の責任も大きい。上記の動きに対して抵抗するどころかすっかり飲み込まれ、臣民化推進の尖兵の役割さえ果たして来た。
 ガッコーで提示するものは玉石混交 どれが役に立つのか立たないのかむしろ毒なのか?実に分かりにくい。価値観構築中の人々に選べと言ってもそれは無理ゲーだ。
 自分の手だってしっかり汚れている。今更ながら反省し、反抗することにした。

 ガッコーが センセーが貶められている ということは、恐れられてもいることを示す。現場が本気になれば臣民はやがて主権者となるだろう。それを恐れている人達がいる。だがその人たちは分かってない。むしろその方が儲けは持続できるのだ。歪曲ではなく開き直りでもなくストレートに「ニッポンスゴイーデスね!」と言えるのだ。こんな美味しい話に飛びつかない方がどうかしている。飛びつけ!


あくまで個人の感想デス!

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