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登山道学研究会

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日本の登山道を科学的に体系的に論理的に理解しようと試みる会です。
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記事一覧

【登山道学勉強会】登山道に関する最新研究2023④ #21

登山道に関する日本の最新研究を紹介 その4今回は「ロングトレイル」に関する研究の紹介とな…

【登山道学勉強会】登山道に関する最新研究2023③ #20

登山道に関する日本の最新研究を紹介 その3今回は研究ではありませんが、とても示唆に富んだ…

【登山道学勉強会】登山道に関する最新研究2023② #19

登山道に関する日本の最新研究を紹介 その2日本の貴重な登山道に関する研究の一部をご紹介し…

【登山道学勉強会】登山道に関する最新研究2023① #18

登山道に関する日本の最新研究を紹介2023年も残りあと2ヶ月となりました。今年は珍しく登山道…

【登山道学勉強会】持続可能な登山道とコミュニティ #17

Sustainable Trail と持続可能な登山道今回で4回目となる「持続可能な登山道」シリーズです。…

登山学勉強会2022年までのまとめ #1~16

2021年から「登山道法研究会」のパロディがきっかけで始めた【登山道学勉強会】ですが、2022年…

【登山道学勉強会】山とリスクとコミュニケーション #16

前回のおさらい前回は山岳遭難を防止するために登山者と登山道をどうマネジメントしていくべきか?という内容の論文を紹介しました。登山道のマネジメントとしては、まずその山のリスクを評価して、工務・情報・規制という3つの方法を取ることが有効であることがわかりました。この中の「リスク評価」と「情報」に具体的にどのように対応していけば良いのでしょうか?今回は前回の続きとしてこれらを補足するような論文を紹介したいと思います。 今回紹介する論文今回紹介する論文は「大雪山国立公園におけるイン

【登山道学勉強会】山岳遭難=登山者×登山道  #15

今回紹介する論文J-STAGEに登山道に関わる論文が掲載されました。そのタイトルは「山岳遭難要…

【登山道学勉強会】持続可能な登山道モデルの構築に向けて #14

求められる持続可能な登山道持続可能な登山道 第14回目となる登山道学勉強会です。今回は「持…

【登山道学勉強会】登山道の勾配は持続可能性と関係ない!? #13

勾配シリーズ第4回目過去3回に渡ってトレイルや登山道の勾配と持続可能性の関係について調べて…

【登山道学勉強会】登山道の勾配と持続可能性の関係を調べよう② #12

前回は北海道大雪山で登山道侵食を調査した論文を紹介しました。今回ももう一つ日本で行われた…

【登山道学勉強会】登山道の勾配と持続可能性の関係を調べよう #11

前回の登山道学勉強会(「トレイルの勾配と持続可能性の関係」)は”トレイルの”勾配と持続可…

【登山道学勉強会】トレイルの勾配と持続可能性の関係 #10

前回の登山道学勉強会で「トレイルの勾配は3%〜10%が良い」というお話をしました。今回はそ…

【登山道学勉強会】なぜ最近の登山道はWWWしているのか? #9

最近多いWWWな登山道最近は全国各地で登山道の整備が取り上げられます。以前は一部の人(行政や地元の山岳会など)のみのコミュニティで行われていた登山道の整備に広く一般の人も参加ができるようになってきました。登山道の整備が以前よりも身近なものになりつつあるのではないでしょうか? そんな中、最近登山道を整備された場所でよくWWWな段差や階段を見ませんか?(草)や(笑)ではありません。”W”の字のようにジグザクした作りです。例えば比較的最近出された『近自然工法で登山道を直す〜生態系