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2024/3/25東京裁判についての私見

ネットフリックスで観たドラマの話しです。
これまでに見聞きした東京裁判については、戦争犯罪人として裁かれる側にフォーカスした内容でしたが、このドラマは裁く側にフォーカスした作品でした。連合国判事として、様々な国から集められた判事団がどのようにして判決に至るかを描いていた。

連合国と言う集団では、様々な考え方や国の事情によって日本を見る視点が違います。国によっても日本に対しての感情が様々な中、「戦争責任を個人が負うか否か」を考える作品でした。

それぞれの国を代表する判事は、それぞれの正義を抱えて日本を裁きます。
中でもインド代表のパル判事は一貫して「個人に戦争責任は問えない」と言う立場を貫き、1人で意見書をまとめる等しましたが、採択されなかったのは歴史が答えているとおりです。

この東京裁判が行われた講堂は、現在も防衛省(市ヶ谷)に現存しており、防衛省見学(事前申込制)をすれば見学コースに入っておりますので、一見の価値ありの建物です。

もう一度ドラマを観て市ヶ谷に行ってみたくなりました。