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ショパン進化!亀井聖矢さんリサイタルツアー 2024/8/8

亀井聖矢さんのリサイタルツアー@サントリーホール。
以前のリサイタルで亀井さんのセールストークに乗ってしまってチケット撮ったもの😄



ご本人取り組み中のショパン中心のプログラムでした。
バッハ、ショパン、プロコフィエフ、ECはリスト。

まず、バッハのイタリア協奏曲。静かな熱量をしっかり伝えてくれてすごくよかった。スタインウェイがよく鳴ります。(帰宅して、早速楽譜注文!)

ショパンは、僭越ながら、すごく上手くなったなーと思いました。
以前はめちゃくちゃ上手く弾きこなしているのだけど、深みが伝わってこなかった。憂いとか悲しみとかそういものです。しかし、今日は違いました。心に響く。さすが、海外で研鑽積まれているだけありました。特に、ポロネーズ5番、バラード4番、ECのノクターン8番が秀悦。
プログラムノートに、今年初めの悲しい出来事(お父様が亡くなった)に触れられていて、曲を弾いている時に感情が溢れてくる様子を書かれていました。そういう、テクニックではない何かが表れていたように思います。
逆に、マズルカって本当に難しいのだな・・・と。捉えどころがないリズムですね。これは日本人じゃない人が民謡歌うことを想像すると理解できるような気がします。

プロコフィエフは圧巻。亀井さんの近代ものはすごい!戦争ソナタは、プロのピアニストでも、技量的に余裕ないとごちゃごちゃにきこえることもありますが、亀井さんにはそんな心配はなし。曲として心に迫ってきました。
EC二曲目の「ラ・カンパネラ」はいつも通り美しかったです。

とにかく、今回はショパンの進化に👏👏👏
そして、ショパンって難しいんだな~と。
来年は恐らくショパンコンクール挑戦と思われますが、ますます楽しみです。

ギャラリーが豪華でした!
お師匠さんのピアニスト児玉桃さん
假屋崎省吾さん
高嶋ちさ子さん
最近、天才トランペッターとして脚光を浴びている児玉隼人さん(恐らく)
がいらしていました。
児玉桃さんも大いに拍手していらっしゃいました。この生徒さんでは、さぞ教え甲斐あることでしょう。

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