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プラハ交響楽団おかわり&岡本侑也さん 2024/01/14



「新世界より」をもう一度聴きたくて

先週東京芸術劇場で聴いたプラハ交響楽団ニューイヤー・コンサート。牛田智大さん目当てだったのですが、プラハ交響楽団にすっかり魅了されてしまいました。

特に生き生きとした「新世界より」の衝撃が忘れられず、今度はサントリーホールへ。

プログラムは、
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」
<アンコール>ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第15番Op.72

まず、岡本侑也さんチェロのドヴォコン。正直チェロの曲はあまり詳しくないのですが、これは知ってる。昨年夏読響で聴いて好きになった曲。

チェロの音がよく伸びます。美しい~!メインのフレーズに涙腺が刺激されました。


そして、「新世界より」です。
指揮者のトーマシュ・ブラウネルさん、どんどん盛り上げます。身体に響き渡る。

アンコールは前回と同じスラヴ舞曲。もともと盛り上がる曲ではありますが、こちらもツアー最終日のせいか大盛り上がり。大盛況で終了。

※ラトルさんとベルリンフィルのがありました。


踊るティンパニー奏者

前回、目を引いたティンパニー奏者の方、結構話題になっていました。近くの席の方も「ティンパニーが面白いって聞いた」と話されていました。実は「踊るティンパニー奏者」として有名なスヴァトプルク・チェクさん(Svatopluk Čech)。

舞台に出てくる時に、舞台後方のP席前列の方にご挨拶☺

「あなたにハマった」と、動画にあげている方がいましたが、今回は、この3倍ぐらい踊っていらっしゃいました。Xでは「タコ踊り」と投稿している方も。とにかく観ていて楽しくて、音楽の盛り上がりにも寄与していたと思います。


Junko Hondaさん

同じく打楽器の日本人Junko Hondaさん。シンバルやトライアングルを担当。前回は黒のトップスとパンツという目立たないスタイルでしたが、今回は色は黒でしたがノースリーブでボリュームのあるドレス。ラストだからか、もしくはご友人などが来られていたのか?入って来られた時に目を引き素敵でした。

Hondaさんのトライアングルがとてもよく響いてきました。そして、「おおっ!」と思ったのが「新世界より」のシンバル。とても微妙なタイミングで弱音でサラッと入れるところがあるのですが、これは難しいだろうなと思いました。

アンコールは、打楽器チームが全員集合。それぞれがガンガン鳴らします。トライアングルもしっかり聞こえていました。

Hondaさん インスタ
https://www.instagram.com/junko.praha/


ホルン奏者も特別!

主席ホルン奏者も有名な方のよう。
ズザナ・ルザンコーヴァさんという女性の方(Zuzana Rzounková)。
ニットの帽子被ったおじさんがいて、いい音出してるな~、と思っていましたが、女性だったのですね。すごい肺活量だ!(関係あるのかどうかわかりません)

https://www.facebook.com/zuzana.rzounkova/


過去のものですが、インタビュー記事がありました。


プラハ交響楽団、これからも注目

おかわりしてしまったプラハ交響楽団。すっかりファンになってしまいました。日曜夜で、スケジュール的にどうしようかと迷いましたが、行ってよかったです。これからも機会があったら聴きたいと思います。


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