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【大人のピアノ】電子ピアノを囲んで:思いがけず楽しさを発見


友人のMちゃんから「ピアノパーティやろうと思うんだけど来て!」と
お誘いがありました。
最近電子ピアノを購入し、練習し始めたとのこと。幼児の頃にほんの少しピアノをやったらしいのですが、ほぼ経験なしに近いようです。私がピアノをやっているのを知っていて、誘ってくれました。

私は、自分が弾くのもすごく好きですが、折角ならそのことでみんな笑顔になれる時間があればよいと思っているし、ピアノを含む楽器を演奏する楽しさや音楽の面白さを知る人がひとりでも増えたらいいなあと思っています。

ピアノパーティ、みんなでピアノを楽しく弾いて楽しむことができたら素敵です。当日のメンバーは6人。ただし、曲を弾けるのは私のみ。あとピアノを触れるのは、2ヶ月前から始めたMちゃん、子供の時にバイエルをやったきりのKちゃん、ピアノをやろうと電子ピアノ購入したもののまだ始めていないMさんの3人。あとの2人はピアノを弾きません。

どうしようか?私がひとりで弾き続けるのは意味がないので避けたいし・・・。

と思ったら、その心配はありませんでした。
なぜなら、そこにあったのはみんなで楽しめる電子ピアノだったのでした。

YAMAHA クラビノーバCSP275 です。

みんなの「弾いてみたい!」をかなえるピアノ

まさに、それでした!

操作(設定)は、全てiPadのアプリ経由で、付属の楽譜も全部アプリ。サブスクで楽譜はダウンロードし邦題。

付属の楽譜にある曲については、iPad画面にお手本演奏者の手が映し出され(演奏に合わせてこちらも一緒に演奏)、鍵盤の前に光が点滅して、押す鍵盤をタイミングに合わせて教えてくれ、始めたばかりの人でも曲を弾ける。曲によってはバンドの伴奏つき。

これだとピアノ弾く喜びを誰でも味わえるし、みんなで一緒に楽しめる。ポピュラーも多いので、ピアノに合わせて歌うこともできる。
Mちゃん、Kちゃん、Mさんと、片手連弾して、いろいろ弾いてとても楽しかった。ピアノ弾かない方々からもリクエストを頂き、すぐに楽譜を検索。
「ボヘミアンラプソディ」とか「愛は勝つ」など、弾いてみんなで歌ったり。

これは、まさに「みんなの『弾いてみたい!』をかなえるピアノ」です。

楽器は、曲を弾けるようになるまでが大変で、そこでやめてしまう人も多いと思います。そのハードルを、このシステムはぐんと低くしてくれます。「楽しむ」ところに最初から持っていくことで、継続につながることでしょう。結果的に、仲間が増える!こんな嬉しいことはありません。

ピアノは基本ひとりで弾くものなので、プロによる演奏を聴く以外に集団で楽しむのは難しいと思っていました。昔は確かにそうでした。しかし、電子ピアノにおけるテクノロジーの進化は「音楽=音を楽しむ」の可能性をぐーんと広げてくれますね。

少し前に、X(Twitter)で音楽家、ピアノ愛好家の方々の間で、「生ピアノvs電子ピアノ」の不毛な闘いが勃発していました。要は目的と使い方次第。電子ピアノ万歳!と思った出来事でした。

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