本日の挑戦日記-1

では、新しい挑戦に書いていこうと思います。

今回挑戦したのは、「ドロッセルマイヤーさん の さんぽ神」

これは、もともとは小さなゲームブック(という表現があってるかどうか……)で、
パラパラとめくって「どこで」+「なにをする」をランダムに決めて散歩するというものでした。

「緑の多い場所で」「ふだん聴かない音楽を聴こう」
「高い建物を目指して歩いて」「動物の絵を探そう」
など(公式ストアから引用)

こうすることで、普段はすることのない行動をすることができ、
日々に新たな発見をもたらしてくれる!かも?というアイテムでした。

しばらくは実際の本としての販売のみだったのですが、
なんとこの「さんぽ神」がスマートフォンアプリとして登場していたのです。

お値段なんと330円!(投稿当時)
安い!うえに「お友達と共有機能」「なにをする?だけを選んでくれる機能」「ユーザーレベル機能」など、
アプリならではの機能が満載! これで330円(投稿当時)はお得すぎます!
あなたもぜひ!!!!!!

というダイレクトマーケティングはこの辺にして。
今回はこれを使って散歩してきました。

今回は「どこで」を指定せず、「なにをする?」だけ提示してもらいました。

提示されたテーマは以下
「とにかく怯えてみよう」

散歩して怯えた様子などの描写に関しては一旦割愛させていただいて、
今回この「怯える」という行動に対して気づきがありましたのでメモとして残しておきます。

「怯える(恐れる)」という行動は、以下のポイントがありました。
・「わからない」から怯えられる
・「想像力がある」から怯えられる
・わかっていても「次に何が起こるかわかる」から怯えられる

まぁ散々言われ続けていることですが、自分の体験としてこれを実感できたのは大きかったなと思いました。

「わからない」から怯えられる
まずこちらについてですが、怯えようとしたとき、真っ先に言葉としてでてきたのは
「え、なに 怖い」
でした。

「え、なに怖い ここでなにしてんの?」
「え、なに怖い ここなんの施設なの?」
「え、なに怖い だれ?」

よく世間では「理解できなから怖い」と言われていると思いますが、
漠然と そうなのかもしれないなー くらいの感覚だったのが、
ようやく実感として理解できたなと思いました。
だから、逆説的に「正しく理解できれば怖くない」というのも納得でした。

「想像力がある」から怯えられる
次にこちらについて。
これは理解できないだけではなく、さらにその理解不能なものから、
「なにか恐ろしいものが出てくるんじゃないか」
「なにか恐ろしい出来事が起きるんじゃないか」
などを想像したときに怯えられるのだと感じました。

謎の茂み → 凶暴な野生動物が飛び出してくるのではないか
風化した家 → なかでは密かに危険な人々が集結しているのではないか
見知らぬ人 → どこかの家に強盗しようと下見をしているのではないか

こういった「悪い想像力」が発揮されたときに怯えられるのだなと。
理解できなかっただけでは、疑問に思うことはあってもそれまでの可能性もありそうです。

わかっていても「次に何が起こるかわかる」から怯えられる
最後にこちら。
これは、ちょっとだけ自分のなかではハッとしたところでした。
「危険予測」というのは人間の無意識下で常に行われているものだと思いますが、
これもまた恐怖や怯えの一つなのだなと感じました。

これが如実に現れたのは以下の出来事でした。
 - 子供が前を見ずフラフラと走り回っていた
 - おっさんが猛スピードで自転車を漕いでいた
 - 狭い道路を車が減速せずに突っ込んできた

これは実際になにかが起きたわけではなく、
あくまでなにかが起こりそうな状況だったというだけです。

それでも「こわいこわいこわいこわいこわいこわい」は自然に発生しました。
子供は人間の一部であると理解できています。
おっさんもそう、ドライバーもそう。
人間です。 幽霊などのように、対抗手段もわからないわけではなく、
おそらく日本語も通じるだろうことが予測されます。
だから「わからない」という条件から外れたにもかかわらず恐怖が生じた。

それは経験則から、この行動を取っている状況は「次にこういうことが起きる」
と容易に想像できるからこその怯えなのだと感じました。

これらのことが、今回のさんぽ神で気づけたことでした。

締めに
今回、さんぽ神を使ってこうした挑戦をしてみましたが、
普段何気なく歩いている道も、お題があればまた違って見えてくるので新鮮でした。

また、そのお題について歩きながら考えを深めることで、
自分なりにではありますが、上記のような気づきがあり
ただ同じように生きているより何倍もためになるなと思いました。

今後はこのさんぽ神を使って得られた気づきなどを文章化したり、
とにかくいままでやったことのなかったことの挑戦の記録として投稿していこうと思います。

もし読んでくださる方がいらっしゃいましたら、
ぜひ今後ともお付き合いいただけますと幸いです。

それではまたー

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