[無料記事]二つ折スマホ

スマホが社会を席巻して早10数年が経ち、国内でもiPhone一択の市場からAndroidが選びれるほどに機種とOSの面で技術力の差は無くなったと思います。実際に両方を使ってみてそれぞれの利点があるためどっちの方がより良いという論争にはならず、最近発売されたiPhone15が14に比べて進化が乏しかった点からおおよその現代技術はで尽くした感が漂っています。

その中でAndroid系のスマホは各社新たな価値提供として二つ折スマホを発売し、特にGALAXYを筆頭にユーザー数を増やしている印象があります。スマホの弱点である画面のサイズ感と、ポケットサイズに収まるという点で良いデザインだと思います。

思い返せばガラケーと呼ばれる旧携帯電話においては二つ折が最終形態として多く発売された形状だと思います。画面の割れ、誤操作、液晶とバッテリーのサイズ確保など利点を有していたからだと考えてます。

今回取り上げている二つ折スマホも同等の考えから、有益な形状と思います。しかしどうしても価格的には高価であり、また画面の大きさや操作上の複雑性からハイエンドマシンになりがちな点もマス層にリーチ出来ていない要因と考えます。

また、世界的にスマホ市場も世界的に見ると新機種よりも中古優位となったため品質さえ選ばなければ潤沢に選べるようになりました。車や服などのように需要に対する供給が過多となっているのが現状のため更なる投資がしにくいのも影響していると考えます。

今回の提案は現在の技術を用いて安価に二つ折スマホを持ちたいユーザーに対して解決出来るモデルです。

内容:3Dプリンターなどで通常のスマホが連結+折りたためるようにデザインしたカバーを作成し、アプリで2台を同期し連動させることで2画面の使用にする

方法:手帳型スマホカバーのような形状でスマホが2台納まるように作成(3Dプリンターやハンドクラフトなど)する。一台のみ通信可能な状態にして、テザリングもしくはBluetoothなどで連動させるアプリを開発することでスマホ2台分の画面および演算能力を得られる。

ポイント:現在スマホが余っているため買い替え後眠っているスマホや中古で買いやすい点、基本同系同形(例:iPhoneSE2とiPhoneSE3、など)で揃える必要がある点、アプリ開発のコストとランニングコストが発生する点、画面同士の隙間は発生する(昔のNintendo DSのよう)ため気になる人がいる点

今のところ単体としての製品しか無く、中古スマホ市場という拡大市場があるため展開は可能と考えます。

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