九州/ 福岡県・熊本県・鹿児島県のラーメン
それぞれ特徴について
〈目次〉
1.博多ラーメン
2.熊本ラーメン
3.鹿児島ラーメン
1.博多ラーメン
博多ラーメンは、すべてのとんこつラーメンの座標軸とも言える存在。
濃厚でこってりな印象が強いが、博多長浜の屋台街で出されるラーメンは、あっさり風味のスープで出される店が少なくない。
麺は極細のストレートのため延びやすい。だから大概の店は麺の量が少なく、替え玉をすることが前提になっている。
替え玉を注文する時は、「やわめ」「硬め」など硬さを指定するのが普通。
トッピングはネギや紅しょうが、きくらげ、高菜唐辛子などがメジャーである。
2.熊本ラーメン
麺は博多ラーメンほど細くない。どちらかというと中太麺で、替え玉文化はさほど定着していない。
スープは博多と同じとんこつだが、鶏ガラをブレンドするのがベーシックである。
そのため、一般的には博多ラーメンよりマイルドである。なお、スープはその日のうちに使い切るのが主流。継ぎ足ししないので、とんこつ臭は少ない。
味にアクセントを加えるのはニンニクを揚げた油(マー油)だ。これが強烈な個性を発揮している。
3.鹿児島ラーメン
鹿児島はとんこつラーメンの本場・博多から遠く離れているため、とんこつラーメンの影響が薄いことが特徴である。
スープはベースはとんこつだが、鶏ガラ、野菜、昆布、煮干しなどのダシをブレンドしている。
但し、統一されているわけではなく、ラーメン店によって異る。
そのため、必ずしも白濁しているわけではない。麺は沖縄そばのような太麺かビーフン由来の細麺があるが、かん水を使っていない店が多い。
参照元: 「マイナビニュース」
以上
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