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PCPDコンサルタントになろうと思った理由

こんにちは。
イメージコンサルタントの松重初です。
先日このようなご質問をいただきました。

質問4

このご質問にお答えするため、本日は私自身のお話をさせていただければと存じます。


私が初めてイメコン診断を受けたのは2017年の秋。
親友からパーソナルカラーのことを教えてもらって、興味を持ったのがきっかけでした。
ネット検索が大得意の親友は、SNSを駆使して『どうやら16分割パーソナルカラー診断というものがあるらしい』という情報を仕入れてくれました。
4分割の存在すら知らなかったのに、いきなり16分割診断の扉を叩いたのです。

結果はブライトスプリング。
特に似合う色は朱赤、コーラルピンク、クリームホワイト、シャンパンゴールド。
グレーや水色が好きで、落ち着いたイメージの色ばかり身に付けていた私には衝撃でした。

『こんな華やかで可愛い色、本当に私が使ってもいいのだろうか?』
ドキドキしながらコーラルピンクのリップをタッチアップしてもらいました。
今は廃盤になったシャネルのルージュココシャイン、色名はデザンヴォルト。
このリップを、私はきっと一生忘れないでしょう。

塗った瞬間、今まで知らなかった私が鏡の中にいました。
『めっちゃ可愛いやん!すごい似合う!』
一緒にタッチアップに来てくれた親友は目をキラキラさせながら褒めてくれました。
お世辞を言うようなタイプではないことは、長年付き合ってきた私が一番良く知っています。
その日からコスメを選ぶことが楽しくて仕方なくなりました。
こんなラメのアイシャドウが似合うんだ!チークはこのくらいの発色がちょうどいいな。リップはシアーなほうがしっくりくるけど、朱赤でパキッと決めるのもいいかも!


でも、お洋服を選ぶのは楽しくありませんでした。

可愛いお洋服が好きだったけど、可愛いお洋服は私が身に付けた瞬間、可愛くなくなりました。
ブライトスプリングに似合う色の服を着ても、全然素敵になれない。
『あの子が着たら可愛いのに。』
『私が可愛くないせいなんだ。』
そんな風に思っていました。

そこでまたあの親友が新しい情報を仕入れてきたのです。
『パーソナルデザイン診断っていうのがあるんやって!』
送ってもらった説明を読んで、一筋の光がさしたような気がしました。
『これはもしや、私自身の問題ではないのでは?』
パーソナルカラーで新しい私を見つけられたように、パーソナルデザインで本当に似合うものを見つけられるかもしれない。

好きな服を好きに着ている自分を好きになれなかった私は、似合う服を着て背筋の伸びた私を好きになりたかったのです。
そんな思いですぐに予約をとり診断へと向かいました。

ここだけの話、正直4分割のパーソナルカラーは必要ないと思っていました(笑)内緒ですよ😂(注:PDは必ず4分割のPC診断とセットで行われます。)
16分割の結果に納得していたし、コスメの選び方もある程度わかっていたからです。
でも今は、4分割を受けて良かったと心から思います。
16分割の時はあっという間に訳がわからないまま終わった診断でしたが、4分割の診断ではベースカラー・色相・彩度・明度の違いを丁寧に説明していただいたのちドレープを当てていったので、理解の深度が全く違ったのです。
(私が受けた16分割のサロンがそうであっただけで、全ての16分割のアナリストさんが説明をしないというわけではありません。)


結果だけを告げられることと、しっかり説明を受け理解をしながら結果までたどり着くこと。
どちらが後々の色選びに役立てることができるか。当然後者です。
色だけでコスメを選んでいたけれど、より細かく明確に自分に似合う色を理解することができたのです。

パーソナルカラーのあとはお目当てのパーソナルデザイン。結果はグレースファッショナブル。
『可愛い』とは方向性の違う、品と華やかさが重要なタイプです。
なんだか肩の荷が下りたような、ほっとしたような。
大袈裟ですが、救われる思いでした。
今まで悩んできたことは、選び方の問題だったと気づけたのです。

それから洋服もコスメも悩むことは全くなくなりました。
自分の『似合う』を知っていると、どんな時でも自信が持てました。
また、押えるべきポイントがわかると、似合うもの以外でも工夫して着こなすことができるようになりました。
パーソナルデザインは私がずっと抱え続けたモヤモヤを吹き飛ばしてくれたのです。

その後もずぶずぶとイメコン沼にハマり(笑)、パーソナルスタイル診断、顔タイプ診断を受けました。
私個人の感想ですが、パーソナルスタイル診断は答え合わせのように感じました。『うんうん、そうだよね』と自分が感じていたことを言語化するような作業でした。
そして顔タイプ診断は、私にとって自分の幅を知るためのものでした。
私は顔タイプフレッシュ(カジュアルスタイルが得意)で、PDグレースファッショナブル(フォーマルスタイルが得意)との整合性は皆無に近いです。
私自身が1番輝くのはPDに沿った服だけれど、『カジュアルスタイルも悪くない』ということを教えてくれたのが顔タイプです。

色んなアナリストさんの元で色んな診断を受けてきましたが、それぞれにそれぞれの良さがありました。

さて、やっと本題です!笑
なぜ16分割カラーリストでもなく、顔タイプアナリストでもなく、PCPDのコンサルタントになることを選んだのか。

理由は3つあります。

まず1つ目に、自分自身がこの技術に救われたから。
かつての私のように、『服が似合わないのは自分のせいだ』と落ち込んでいる人を救いたいと思いました。
私自身が身を以て体験してきたからこそ『あなたのせいじゃないよ!』『あなただけに似合うものが必ずあるよ!』と熱量を持って伝えていけると信じています。

2つ目は、まだPCPDコンサルタントが少ないから。
非常に有益な技術であるはずなのに、残念なことにまだまだ世間の認知度は低いです。
イメコン沼と呼ばれる世界の外側にも発信し、もっともっとたくさんの方に知っていただきたいと考えています。

3つ目は、自分が一番熱中できることだから。
私の好きな言葉のひとつに『好きこそ物の上手なれ』という言葉があります。
これは芸事に限らず、多くのことに当てはまる言葉だと思っています。
16分割も顔タイプも楽しかったけれど、研究し続けたいと強く思えるのはPCPDでした。
そして自分が技術として使うなら、お客様に一番良い形で還元できるのもPCPDだと思っています。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、パーソナルデザイン診断は16分割や顔タイプ診断などの他の診断との併用は認められていません。 

天秤にかけた時、例え他のものと併用が出来ずとも、4分割パーソナルカラーとパーソナルデザインの方が私にとって重要で有益な技術でした。
お洋服やメイクでお悩みのたくさんの方を救える技術だと自負しております。

長々と述べてまいりましたが、回答はシンプルですね。
本題より導入部の方が長くなってしまいました。笑

私がコンサルタントとして選んだのはPCPDですが、その他の各種イメコン診断にはそれぞれの良さがあります。

何に重きを置くか、何に救われるのか。
それは個々人によって変わってきます。そこに優劣はありません。
皆様もそれぞれの良さをそれぞれの場所で取り入れて、良きイメコンライフをお過ごしくださいね💕

皆様が毎日ファッションやメイクを思いっきり楽しめますように。


松重初

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