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不動産マネジメントをアプリで効率化。現場負担を改善する。ーー株式会社THIRD

EY Innovative Startupは、今後著しい成長が期待される分野のスタートアップ企業を対象とした表彰制度です。
スタートアップ企業の中から革新性、成長性、社会性などの観点から審査し、受賞企業を選出します。優れた企業を正当に評価することで、経済活性化につながるイノベーションの促進をしたいと考えています。

EY Innovative Startup2022では、11分野にわたり14社が当アワードを受賞しました。
時代をリードするビジョンと技術を持った各社のインタビューをお届けします。

株式会社THIRDーーReal Estate Tech

不動産管理は労働集約型のビジネスモデルで、紙が中心となるオペレーションで成り立っています。
当社が開発する「管理ロイド」は、現場で活用する紙の業務をアプリに置き換え、各種業務を自動化するだけでなく、様々なAIが専門業務をサポートする仕組みを提供しております。

ご導入頂いたお客様の中には、既存の業務が最大で▲66%削減した会社もあり、新型コロナウィルスや働き手の減少等による現場負担の改善に貢献させていただいております。

代表取締役社長 井上 惇


――御社のチームの強みはどこですか?

現役の現場監督、投資ファンド・経営コンサル出身者、世界レベルのエンジニアなど各分野のプロフェッショナルが組織を管掌しています。

建築/設備コンサル+経営コンサル+AI・IT開発の3つの機能が社内にある事で、深い業界の知見と最先端のテクノロジーを組み合わせてお客様への価値提供が可能です。

――御社で一番大切にしている価値観はなんですか?

「経営改革の変数は現場にしか落ちていない」という考えを大切にしております。

不動産・建築業界を支えているのは現場の方々であり、マネジメントの目線を持って現場に入り、ユーザーの課題と現場の課題をフェアに解決する事でその会社の経営改善をご支援する事を大切にしております。

――10年後、市場はどうなっていると思いますか?

不動産管理業界は今後労働集約型のビジネスモデルから情報集約型のビジネスモデルへ転換していくと考えます。

住環境、仕事環境、商業環境などの我々が生きていく上でのインフラである建物の情報は重要なビッグデータです。こうした基本情報をもとに、不動産取引や保険・保証など様々な産業に活用され、建物を管理するAIやロボットの発達にも寄与する市場になっていると考えます。


事業概要

企業名
株式会社THIRD

代表者名
代表取締役社長 井上 惇

設立年月
2015年10月

事業概要
株式会社THIRDは、以下の3つのサービスを提供しています。
不動産管理業界向けの業務システム、「管理ロイド」の開発・運営
コンストラクションマネジメント(建築技術コンサルティング)
不動産管理会社向け経営コンサルティング


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