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金曜日の夜ワルシャワから帰ってくると、郵便受けに大小二つの封筒が。大きな封筒からは、高…
ここ数週間、三宅勇介に人工知能に関するインタビューを行っていた。その第一回分を今日公開…
四元: 三宅さんは最新詩集『亀霊』のなかに「三宅勇介の振りしたる人工知能による短歌」とい…
わたしは月にはいかないだろう わたしは月にはいかないだろう わたしは領土をもたないだろう …
from Y to M: 日本、とてつもなく暑そうですね。おまけに「五十年に一回の大雨(気象庁の表現…
冬の静物は傾き まぶたを深くとざしている ぼくは壁の前で今日も海をひろげるが 突堤から匐いあがる十八歳のずぶ濡れの思想を 静物の眼でみつめる成熟は まだ来ない 詩集『わが詩と真実』1962年より この静物は、セザンヌよりもモランディの感じかな。静かな冬の午後のひととき。陽ははや傾き、世界は深い思念のまぶたに閉ざさされているが、そこには透明な光が溢れている。 「壁の前で今日も海をひろげる」とは、具象と観念がかっちりと合わさった、いかにも大岡