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そろそろ、夏が終わる

ニューヨークさんの単独ライブへ行ってきた。
発表された日からずっと遠足の前の日みたいにドキドキしながら待っていた単独が、いつの間にか千秋楽を迎えてしまった。無事終わったことが凄く嬉しいし、凄く寂しい、そんな感情を行ったり来たりしている中つらつらと感想を書いていく。

まず言いたいのが、あまりにも熱すぎるライブだったということ。2024年の夏どころか、今までの夏で最も熱いのは「そろそろ、」だろう。公演中の2時間は体感温度60度ぐらいあった気がする。終わってからは余韻で頭の中がなんだかビリビリしているし、ほぼ火傷。とにかく今はこの状態が心地良い。

   
 

まだ配信を買っていない人が居るのであれば、絶対見て欲しい。感想はネタバレを含んでいるので、読む前に熱すぎる夏を感じて欲しい。
ニューヨーク単独ライブ「そろそろ、」(8/16 19:00) – FANY Online Ticket

  
  

ネタは一発目から"らしさ"全開で、終始笑いっぱなしだった。どれも公演を重ねる毎にどんどん面白さがパワーアップして行くのが本当に凄すぎる。やっぱりどのネタも着眼点が鋭くて、ニューヨークさんの感覚の良さを身に染みて感じた。
漫才「男」と「テーマソング」は、自分が日頃男に対して抱いていた疑問、下品女ラッパーに対する感情が解消されたような気がして、めちゃくちゃスッキリしてしまった。
コントはどれも終わり方が絶妙で、終わった後に2人はどうなったんだろうか…と想像する時間が凄く楽しい。無い正解を求めてずっとソワソワしてしまう。こんなにも想像力が掻き立てられてしまうようなネタは、他のシャバいライブでは味わえないかもしれない。

千秋楽が終わり一番最初に思ったのは、ニューヨークさんを好きになって良かったということ。
初めてライブで見た日、この人達は面白すぎると度肝を抜かれ、一瞬で夢中になった自分の感覚を褒めてやりたいし、こんなにも夢中にさせてくれたニューヨークさんのファンで有り続けたい。

多分私は、世の中の高校生で一番最高の夏の過ごし方をしてしまったかもしれない。こんな最高な夏を過ごしたということを、しわくちゃになっても自慢したい。
やべーネタ引き下げた単独ライブのおかげで、一生忘れられない夏になってしまった。本当に素敵な思い出をありがとうございました。最高。

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