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影霊衣を使いたいオタクへ。 「未来を照らす絆」影霊衣のススメ 構築編【遊戯王デュエルリンクス】

「ブログとカードゲーム記事混ぜてんの気持ち悪かったからnote始めたったわ」
・・・と言って当noteを開設してからはや2年、なんと2つ目のカードゲーム記事。

2023年10月4日(スキル調整前)にデュエルキングに到達した【未来を照らす絆影霊衣】(以下【シンクロン影霊衣】)について書きます。

今回は主に構築についてと、各カードの採用理由の解説時に基本的な展開ルートも載っけています。対面ごとの動きに関しては次回(あれば)。


自己紹介

PN:えとー
主な大会実績等:なし(というか大会出ないしKC2ndも走らない)
デュエルキング到達:少なくとも35ヶ月連続(記録に残る限りは2020/12~)
ランク戦攻略には自信があります系プレイヤー。


はじめに

【シンクロン影霊衣】はアーキタイプとしては自分が考えたものではないので悪しからず。
採用札は今回紹介するのとは色々違いましたが、9月のKCで恐らく影霊衣ではトップ(4万ポイント以上)だった人も純正ではなく【シンクロン影霊衣】だったので、影霊衣としては現環境で一番強い型ではありそうです。


デッキレシピ

キング到達時のレシピです。

《ジェット・シンクロン》1枚初動の展開パターン

デッキの構築というよりは動きに関しての話になりますが、この後デッキの中身について話すときに必要なのでここで紹介します。
手札の《ジェット・シンクロン》1枚から通常召喚権を使ってシンクロモンスターを展開する方法です。


各パターン共通部分

スキル『未来を照らす絆』発動。《ジェット・シンクロン》を墓地に送って《シンクロン・エクスプローラー》(既に手札にあるなら《ジャンク・シンクロン》推奨)をサーチ、《シンクロ・チェイス》をセットしそのまま発動。

(※パターンAのみ、この段階で自分のフィールドにモンスターがいないことが条件。)

《シンクロン・エクスプローラー》を通常召喚。
効果で墓地の《ジェット・シンクロン》を特殊召喚。

《シンクロン・エクスプローラー》+《ジェット・シンクロン》で《たつのこ》をシンクロ召喚。
《ジェット・シンクロン》効果で《ジャンク・コンバーター》(既に手札にあるなら《ジャンク・シンクロン》推奨)をサーチ


パターンA:2ドロー《飢鰐竜アーケティス》(+エクスプローラー手札回収)

《たつのこ》と手札の《ジャンク・コンバーター》で《超重剣聖ムサーC》をシンクロ召喚。
《超重剣聖ムサーC》効果で《シンクロン・エクスプローラー》を回収、《ジャンク・コンバーター》効果で《ジェット・シンクロン》を特殊召喚。

《超重剣聖ムサーC》+《ジェット・シンクロン》で《スターダスト・アサルト・ウォリアー》をシンクロ召喚。
《シンクロ・チェイス》効果で《ジェット・シンクロン》を特殊召喚、《スターダスト・アサルト・ウォリアー》効果で《ジャンク・コンバーター》を特殊召喚。

《スターダスト・アサルト・ウォリアー》+《ジェット・シンクロン》+《ジャンク・コンバーター》で《飢鰐竜アーケティス》をシンクロ召喚。
《飢鰐竜アーケティス》のシンクロ召喚時効果で2ドロー。

パターンAの図解


パターンB:《ブラッド・ローズ・ドラゴン》

《たつのこ》と手札の《ジャンク・コンバーター》で《スカー・ウォリアー》をシンクロ召喚。
《シンクロ・チェイス》効果で《ジャンク・コンバーター》を特殊召喚、《ジャンク・コンバーター》効果で《たつのこ》を特殊召喚。

《たつのこ》+《ジャンク・コンバーター》+《スカー・ウォリアー》で
《ブラッド・ローズ・ドラゴン》をシンクロ召喚。

パターンBの図解


パターンC:《スターダスト・ドラゴン》+《スカー・ウォリアー》または《超重剣聖ムサーC》

《たつのこ》と手札の《ジャンク・コンバーター》で《超重剣聖ムサーC》または《スカー・ウォリアー》をシンクロ召喚。
《ジャンク・コンバーター》効果で《たつのこ》を特殊召喚。
注意:《シンクロ・チェイス》の効果は使わない。
《超重剣聖ムサーC》効果の発動および回収先は任意。

《たつのこ》+《超重剣聖ムサーC》または《スカー・ウォリアー》で《スターダスト・ドラゴン》をシンクロ召喚。
《シンクロ・チェイス》効果で《超重剣聖ムサーC》または《スカー・ウォリアー》を特殊召喚。



EXデッキの採用カードについて

スキルによる制約で、EXデッキは全てシンクロモンスターで、かつその中に光属性レベル10以上が1体以上必須。

《シューティング・クェーサー・ドラゴン》
光属性レベル12のシンクロモンスター。
3ターン目(実質自分の2ターン目)以降にスターダストドラゴンが自分の場か墓地に存在すれば、スキルの2つ目の効果で出したシグナーの龍2種類のレベルを、スキルの3つ目の効果で2に下げつつ《ライフ・ストリーム・ドラゴン》を出せるので、2+2+8=12でシンクロ召喚することができます。
出たら対ありGGレベルなので、影霊衣ギミックで相手の妨害を吐かせてからクェーサーの着地を狙うこともしばしば。

《スターダスト・ドラゴン》
パターンCでの着地点。
パターンCはABと比べて使う頻度は少ないけど、クェーサーを出すために必須のカードだから抜くのはありえない。

《飢鰐竜アーケティス》
パターンAでの着地点。
先攻1ターン目で立てられる妨害が少ない【影霊衣】において、ジェットシンクロン1枚+召喚権から立てられる貴重なフリチェ破壊。
当然ながらシンクロ召喚時のドローも優秀。
【シンクロン影霊衣】の存在理由とも言えるレベルのカードで、これもまた抜くなんてあり得ない。

《ブラッド・ローズ・ドラゴン》
パターンBの着地点。
現環境(2023/9~)で大流行している【マギストスカオソル】に対して、先攻1ターン目で立ててGG。
このカードが無ければカオソル相手には影霊衣側はガン不利で、すなわち現環境において「影霊衣を握ることができる理由」とも言えるカードなので、少なくともカオソルが環境から消えるまでは抜けないカード。

《たつのこ》
パターンABC全てで最初にシンクロ召喚するカード。
ジェットシンクロン+エクスプローラーでシンクロ召喚できて、ジェットシンクロンの効果でサーチした「手札の」コンバーターとシンクロできるというのが何よりも優秀な点。
抜いたらデッキが成立しない。

《スターダスト・アサルト・ウォリアー》
パターンAの経由地点。
スキルで出てくる《シンクロ・チェイス》の効果を発動させつつ、自身の効果でコンバーターを蘇生することができるため、アーケティスのシンクロ素材が揃うというのがあまりにも優秀。
アーケティスの破壊効果に手札コストが2枚もかかることを考えると、このカードとムサーCの組み合わせがアーケティスまでの経由地点としては一番強いと思う。

《超重剣聖ムサーC》
《スカー・ウォリアー》

パターンA、パターンBの経由地点になるレベル5シンクロ。
スカーウォリアーでもパターンAの経由地点になれるので、ムサーCを削って枠を1つ空けることは可能ではありますが、アーケティスの効果のコストが手札2枚と決して軽くはないため、ムサーCの回収効果によるハンド回復がないと厳しいのと、詳しくは《ジャンク・シンクロン》の欄で書きますがレベル5シンクロが2体いるということが3ターン目以降の動きをかなり強くしてくれるので、結局両方とも抜けられないカード。


メインデッキの採用カードについて

スキルによる制約で、レベル2以下の戦士族・機械族が最低7枚必要。

影霊衣・儀式関連カード

どうしても初手でジェットシンクロンを1枚引きたいので、影霊衣関連カードはなるべく薄く、最低限の枚数にしました。
でも2枚目以降のジェットシンクロンはいらない(ジェットシンクロン1枚以外は影霊衣カードを多く引きたい)というジレンマはある。

《ブリューナクの影霊衣》はかなり優秀な万能サーチカードなので流石に3積み。
《儀式の準備》も同様。もし調律で儀式魔法が落ちてもこのカードを引いていれば回収できるのもかなり偉い。
《クラウソラスの影霊衣》は先攻1ターン目にシンクロの展開を終えた後に横に並べることが多く、かつ次のターン以降も儀式魔法サーチなど出番があるからピンにはせず2積み。
《影霊衣の反魂術》は先攻1ターン目でクラウソラスを出すために使い、次のターン以降で攻めるために使うのもほぼ確実なので2積み。
《影霊衣の術士 シュリット》は反魂術での儀式召喚の生贄要員なので、反魂術と同数の2積み。ダブると事故要因にもなりかねないしね。
《影霊衣の降魔鏡》は先攻1ターン目に使うことはほぼなく、その後も反魂術を使って墓地にシュリットが落ちた後に使うのが主で、1回の使用で攻め切る覚悟の1枚採用。
《トリシューラの影霊衣》は効果は強力だけどブリューナクやクラウソラスと違ってサーチ効果がなく、事故要員になりかねないのでピン採用。
《ヴァルキュルスの影霊衣》はお守り1枚採用。クラウソラスが出せない場合に持ってくることが多い。


シンクロン関連カード

スキルの条件はここで満たす。

《ジェット・シンクロン》を初手に引きたいデッキなので3積み。2枚目以降は基本的に要らないのでアーケティスの効果のコストになります。
《調律》はジェットシンクロンをサーチできるので3積みしたかったけど、2枚しか持ってなかったので2積み。
ジャンクシンクロンをサーチできるからジェットと合わせて2枚目までは腐らないのも偉い。
《シンクロン・エクスプローラー》は1回しか使わないけど、調律で落ちたらオワリなので2枚採用。
《ジャンク・コンバーター》は調律で落ちてもスキルでジャンクシンクロンを持ってくれば同じ動きが可能ではあるけど、ジャンクシンクロンを使ってしまうことで次ターン目以降の選択肢が狭まるのと、2枚以上採用すればエクスプローラーやジャンクシンクロンと一緒に引いた時にジェットシンクロンをサーチして展開に繋げることができるから2枚採用。
ここは好みで1枚採用でもいいかもしれない(その場合スキルの条件を満たすため調整は必要)

《ジャンク・シンクロン》はスキルの制約を満たすわけでもなく、ジェットシンクロンからの展開に必要な訳でもないけど、調律でサーチ可能で、かつ自分の2ターン目以降、
・初ターンにジェットシンクロンからの展開をしていれば墓地にコンバーターがあるので、ジャンクロン1枚から余っているレベル5シンクロを経由してスターダストドラゴンを出せて、スキルの2つ目の効果と3つ目の効果を使えばクェーサーまで繋げることができる
・シンクロチェイスが盤面に残っていれば、パターンA,B(,C)におけるたつのこと同じ働きができるため、パターンA,Bの展開のうち、初ターンにやってない方の展開をすることができる
という点がめちゃくちゃ偉いから1枚採用。
スカーウォリアーとムサーCを両方採用するのも、主にこれが理由。(EXデッキにレベル5シンクロが余っていないと、ジャンクロンからの展開ができないから)


不採用・採用候補カード

一見採用されそうだけど採用しなかったカードや、デッキ調整している中で採用していたカードについて書きます。

《シンクロ・オーバーテイク》
調律と違って、コンバーターやエクスプローラーを墓地に落としてしまう心配がなくジェットシンクロンをサーチできるカードで、効果の特性上、EXデッキに《ジェット・ウォリアー》を入れる必要がありますが、その枠がないので不採用。
そろそろEXデッキの枠をもう1枠増やしませんか運営さん?

《ブラック・ホール》
後手捲り用カード。環境にちょっとだけ戻ってきたかつての影霊衣の天敵【スピードロイド】が憎すぎて採用していたけど、【天威】や【マギストスカオソル】に対して微妙すぎて、ジェットシンクロンを引く確率を下げてまで採用するカードではないなと思って抜いた。

《コズミック・サイクロン》
後手捲り用カード2。結局抜いたが、ブラホよりは感触良かった。

《ディサイシブの影霊衣》
採用したことはないけど、相手の伏せに対して難儀しやすいデッキなので、もしかしたらピン挿しはありかも。
3000越えの打点も現環境では地味に偉い。

《影霊衣の万華鏡》
純正影霊衣と違って、EXデッキから落として嬉しいカードを入れられないので不採用。

《カイトロイド》
【シンクロン影霊衣】においてスキルの条件を満たすためによく入れられている印象があるけど、このデッキではエクスプローラー2、ジェットシンクロン3、コンバーター2で条件を満たしているため不採用。
環境で大流行している【マギストスカオソル】相手だと死に札になりやすいのがネックなのでそんなに採用したくはない。





書く気が続けば、次回「対面ごとの注意点」編へつづく。。。
(ここまで書くのに時間がかかりすぎてモチベは低い)


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