友人夫婦にリプしようとしたら長くなったので雑記

 こちらのツイートをみて何の気なしにリプしようとしたら思わず長くなってしまったので、そのままnoteに垂れ流します。なので、よくわからない人はturnback推奨。

私もかつてのパートナーとはレポートまではいかないものの、終わってから採点をしあったことがある。とても幸せな時間であった。そういった意味でキタマチ夫妻は理想形の一つで憧れる。でも、「じゃあマチさん欲しい」とはならない。

「何言ってんだ。そんなこと思うわけないだろ」

本当に?

「ああいう奥さん欲しい」という言葉には、言葉通り「自分もあのような奥さんを見つけて幸せになりたい」という純粋な欲望以外に、「もう完成品のあの人が手に入らないだろうか」「努力せず魔法で夫と立場入れ替わらんかなぁ」というどす黒い欲望も数%あるように思う。男女の立場を逆にしても同じく。はたから見れば、自分にとって都合のいい存在を相手に求める純粋な欲望も醜いが、完成品が欲しいショートカットしたい何か踏んでも今すぐ幸せになりたいというどす黒い欲望はもっと醜い。

でも、それが人間でもある。

なのに、キタマチ夫妻にそういった感情が沸かないのは【すごく今を生きていてしあわせそうだから】だと思う。

別にキタマチ夫妻が「比翼の鳥」だというわけではない。自立した(もしくはしようとする)1人と1人の大人である。ただ、今のお互いの輝きを出すにはこの2人でないとできないのだなとも思う。もし別の人生を生きていたとしてもそれはそれで、それぞれに別の輝きを放つだけだろうが、この今の輝きを放つ組み合わせは、【今この瞬間この2人がここに共にある】ということによってもたらされているんだなぁと感じる。

だから、どす黒い欲望が全く沸かず、自分もこのようにありたいと【外】ではなく【内】を見つめなおすことが出来る。

なので、個人的にはキタマチ夫妻は周囲に幸せと浄化を促す人間洗濯機(出典:有心論)という印象なのである。これは割と最高級の賛辞なのだけど、キモいのでツイートはしないでおこう。

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